Airbus、ゼロエミッションの水素燃料電池で駆動するエンジンを発表

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仏Airbusは、水素を動力源とする燃料電池エンジンを開発している。同社は2022年11月30日、2035年までに就航予定の「ゼロエミッション航空機」の開発計画を発表した。

この発表で同社は、ゼロエミッション航空機の推進システムの有望な選択肢の1つとして、水素を挙げた。主な理由は、この再生可能エネルギーは二酸化炭素を排出せず、主要な副産物が水である点にある。

航空機の推進力に水素を導入する方法は、2通りある。1つは、ガスタービンによる水素の燃焼、もう1つは燃料電池を使いて水素を電気に変換し、プロペラを駆動する方法だ。上記の水素ガスタービンは、水素燃料電池と組み合わせることでハイブリッド推進システムを構成することもできる。

Airbusのゼロエミッション航空機担当副社長であるGlenn Llewellyn氏は、「運用規模が拡大して技術目標を達成できた場合、この燃料電池エンジンを1000海里(約1852km)の航続距離をもつ、100人乗りの航空機に導入する可能性がある」と述べている。

今後の計画では、燃料電池エンジンを搭載したデモ機「ZEROe demonstrator」の飛行を目指す。またそれに関連して、飛行試験用の機体「A380 MSN1」を準備し、液体水素タンクとその供給システムを搭載する改造を進めている。

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