指紋認証と顔認証システムで誤操作を防止する世界初のスマート拳銃

米Biofire Technologiesは、2023年4月13日(米国時間)、世界初の生体認証拳銃(ハンドガン)「Biofire Smart Gun」を発売した。この半自動式拳銃は、指紋認識および3D顔認識システムで使用者を判別し、誤使用を防ぐことができるという。

Biofire Smart Gun公式サイトに掲載されている説明によると、「9mm Biofire Smart Gunは、手から離れた瞬間にロックされ、権限を与えられたユーザーが手に取らない限り発砲できません。Smart Gunはあなたが選んだ人のみ発砲できるので、子供や犯罪者などの手に渡って悲劇的な結果を招くことはありません」とされている。

同社独自の「Guardian Biometric Engine」は、統合された指紋認証システムと3D顔認証システムにより、どんな状況でもユーザー本人であることを確認する。認証にはコードもボタンもガジェットも不要で、ユーザーが使用する際は、Biofire Smart Gunを手に取るだけで瞬時にロックが解除され、他の銃器のように操作できる。ユーザーの手を離れればすぐにロックされ、他の人間が手に取ったとしても常にロックされた状態となっている。

また、複数のユーザーを登録し、設定をカスタマイズして手近に保管することができる。安全に保管する状態と即時使用可能な状態を選択し切り替えるといったアクションは不要だ。

Biofire Smart Gunの全長は222mmで、重量は1088g。ダブルカラムマガジン仕様で装弾数は10発または15発だ。

関連情報

The Biofire Smart Gun | Experience the Future of Firearms

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