様々な家事に対応するロボット執事「Alfie」――OpenAI出身のエンジニアが開発中

ロボティクス技術のスタートアップである英Prosper Roboticsを設立したShariq Hashme氏は、家庭やビジネス向けのロボットを開発中だ。人工知能開発で知られるOpenAI出身の同氏は2023年5月9日、ロボット執事「Alfie」の開発の様子をツイートで公開した。

ツイートに投稿されたタイムラプス動画では、Alfieがテーブルの上にある皿をシンクですすいで食洗器に投入し、テーブルの上のゴミを捨てている。ランチョンマットを丸めて片付けたり、テーブルを拭いたりする複雑なタスクもこなせるようだ。

ProsperのWebサイトには、ロンドン在住でベータ版を試用できる顧客を募集しているが、それ以外のAlfieの詳細はベールに包まれている

Alfieは歩行ではなく車輪で走行し、作業内容によって位置が上下する2本のアームを持っている。50~100個のツールが付属し、さまざまな容器のふたを開けるための吸盤や、掃除用のモップなども含まれる。

さらに、調理などの衛生上の課題にも配慮するため、作業内容ごとに異なる「グローブ」を使用するなどの対策がとられている。外出中のオーナーは、スマートフォンから動画でAlfieの稼働状況を確認できる。

関連情報

shariq(Twitter)
Prosper
An OpenAI alum is building a robot butler for your home | Sifted

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