協働ロボットを搭載した無人搬送車の新機種を販売開始――可搬質量が20kgに増加明電舎

協働ロボットを搭載した無人搬送車の新機種を販売開始――可搬質量が20kgに増加　明電舎

明電舎は2023年7月31日、協働ロボットを搭載した無人搬送車（AGV）「RocoMo-V」の新機種を開発し、同年6月より販売を開始したと発表した。

同機種は、ファナック製協働ロボット「FANUC Robot CRX-20iA/L」を新たに搭載した。可搬質量が20kgとなっており、従来比で10kg増加している。

一方で、ベースとなるAGVの外形サイズは、従来品と同等に抑えた（704×890×1184mm）。通路幅800mmで走行できるほか、車体安定性も確保している。

加えて、協働ロボットの動作時に、人が近づくと動きを一時停止させる機能もオプションで用意した。搬送物やハンドの形状、ロボットの動作速度を問わず、人と接触する前に一時停止できる。

使用可能温度が0〜45℃、使用可能湿度が20〜80RH（結露時を除く）。全方向への走行が可能で、最高速度は前後進が分速60m、横行が分速30m、登坂能力は2％（連続5m）となっている。

協働ロボットを搭載した無人搬送車の新機種を販売開始――可搬質量が20kgに増加　明電舎