米空軍、次期高等ジェット練習機「T-7A Red Hawk」の初飛行を完了

米Boeingは2023年6月28日、米空軍の新たな練習機となる最新型のジェット練習機「T-7A Red Hawk」の初飛行を完了したと発表した。このマイルストーンは、プロジェクトのエンジニアリングおよび製造開発(engineering and manufacturing development:EMD)フェーズの開始を意味する。

飛行時間は1時間3分。第416テスト飛行隊のBryce Turner空軍少佐と、ボーイングT-7チーフテストパイロットのSteve Schmidt氏は、機体の主要な部分を検証し、デジタル的に設計、製造、テストされた米空軍初の先進的な練習機のパワーと敏捷性を実証した。この機体は、米空軍航空教育・訓練軍団に引き渡される5機のEMD機のうちの1機だ。

T-7Aは、コンセプトから飛行試験まで36カ月で完了。モデルベースエンジニアリング、3D設計、高度な製造の組み合わせにより、初期品質は75%向上、組み立て時間は80%短縮されたとしている。

米空軍はボーイングに対し、351機のT-7A、46台のシミュレーター、およびサポートに関する92億ドル(約1兆3200億円)の契約を、2018年に締結している。T-7Aは、老朽化した高等練習機「T-38 Talon」の後継となる。

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