中国のXiaomi、同社初のEV「SU7」を発表――E-モーター、バッテリー、自動走行技術等を独自開発

総合家電メーカーの中国のXiaomiは2023年12月28日、同社初となるEV「Xiaomi SU7」のデザインや性能などの詳細を初公開した。また、Xiaomi EVの5つのコア技術も正式に発表された。

初公開されたコア技術は、E-モーター、バッテリー、Xiaomiハイパーダイカスト(金型鋳造)、Xiaomiパイロット自律走行、スマートキャビンの5つだ。どれも、同社が「フルサイズの高性能エコテクノロジーセダン」と位置づけるSU7に使用される。

Xiaomiが独自に開発/製造したE-モーター「HyperEngine V6/V6s」と「HyperEngine V8s」は、双方向フルオイル冷却技術、S字型オイル回路設計、千鳥配置のケイ素鋼ラミネーション設計などの革新的技術を採用。中でもHyperEngine V8sは、最高回転速度2万7200rpm、出力425kW、ピークトルク635Nmという性能で、E-モーターの世界記録を樹立しているという。HyperEngine V8sは現在開発途上で、2025年に量産され、XiaomiのEVに搭載される予定だ。

また、バッテリーも独自に開発。その統合効率は77.8%で、世界のCTBバッテリーで最も高い効率だという。全体の性能が24.4%向上し、高さを17mm削減。バッテリー容量は最大150kWhで、CLTC(中国独自の自動車排ガス試験走行サイクル)の再充電航続距離は理論値で1200kmを超える。

自律走行に関しては、3つの主要技術を開拓。「Adaptive BEV Technology」はシナリオに応じて異なる知覚アルゴリズムを利用する技術で、市街地や高速走行ではより広い視界を、駐車場ではより高精度の認識範囲を確保できる。他に、道路状況を認識しナビゲートする「Road-Mapping Foundational Model」と障害物認識の「Super-Res Occupancy Network Technology」がある。

SU7には以上の技術が搭載されており、また、独自の金型鋳造法「Xiaomi Hyper Die-Casting T9100」で製造された車体構造などを持つ。それらにより、「SU7 Max」は時速0から100kmへの加速を2.78秒で可能にすると同時に、最高時速265kmとなっている。

Xiaomiグループの創設者、会長、CEOであるLei Jun(雷軍)氏は、自動車産業への参入に関し、「15年から20年の努力によって、Xiaomiは世界の自動車メーカーのトップ5に入ることを目指している」と述べた。

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