良否判定機能と成形条件調整機能を搭載した、金型内計測システムを発売――AIを活用 双葉電子工業

双葉電子工業は2024年4月10日、金型内計測システム(モールドマーシャリングシステム)の新しいラインアップとして、MAZINが開発した「射出成形AIシステム」を2024年4月11日より販売すると発表した。AIを活用した良否判定機能と成形条件調整機能を搭載する。

否判定機能と成形条件調整機能は、同社の樹脂圧力計測システムにMAZIN製のAIコントローラーを組み合わせることで機能を発揮する。MAZINの知見を織り込んだ独自アルゴリズムにより、高精度に多くの不良種別を判定できる。

良否判定機能は、成形中に発生するバリやショートショットといったさまざまな不良を検知、良否判定できる。成形中に金型内の現象をより正確に捉え、タイムリーに良否判別できるため、検査工数の削減に繋がる。

成形条件調整機能は、常に成形状態をモニタリングし、良品が成形される成形条件を提示する。成形状態が環境変化などで変化した際の連続した不良品の発生を防ぐ。

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金型内計測システム「射出成形AIシステム」の販売を開始 | 双葉電子工業株式会社

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