- 2024-6-14
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- ISO 10218-1, RCX3-SMU, RCX340, SS1機能, STO機能, TUV SUD, オプションユニット, スカラロボット, ヤマハ発動機, ロボットコントローラー, ロボット安全規格, 安全機能, 機能安全用, 機能安全認証, 直交ロボット, 速度監視機能, 領域監視機能
ヤマハ発動機は2024年6月13日、ロボットコントローラーのオプションとして、機能安全用のユニット「RCX3-SMU」を2024年6月に発売すると発表した。ロボットコントローラー「RCX340」で制御するスカラロボットおよび3軸以上の直交ロボットを対象としている。
RCX3-SMUは、認証機関TÜV SÜD(テュフズード)による機能安全認証を取得しており、ロボット安全規格「ISO 10218-1」に適合した安全機能を実装。STO(Safe Torque Off)機能、SS1(Safe Stop 1)機能、速度監視機能(SLS)などを搭載する。
STO機能は、内蔵の主電源(モーター駆動用電源)スイッチ回路によりコントローラーへの動力電源を遮断する(=安全状態)。ロボットの減速停止状態を監視するSS1機能は、ロボットが停止した場合、もしくは適切な減速度または減速時間で減速しなかった場合に、STO機能を実行することで安全状態に移行する。
ロボットの動作速度を監視する速度監視機能は、設定速度を超過した場合にSS1機能を実行する。また、領域監視機能(SLP)を搭載しており、ロボットの直交座標位置やモーターパルス位置を監視し、設定範囲を逸脱するとSS1機能を実行する。
安全入力機能と安全出力機能も搭載。安全入力機能は、安全入力ポートの状態を監視し、安全入力ポートの状態と、非常停止、モードセレクト、手動モード保護停止などのポートごとに設定された安全入力機能に応じてSS1機能を実行する。安全出力機能は、非常停止状態、安全状態などの安全出力ポートごとに設定された内部状態を出力する。
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