日常生活で扱いやすいバッテリーEVのコンセプトカーを米国で初披露 トヨタ

トヨタ自動車は2022年11月17日、バッテリーEV(BEV)のコンセプトカー「TOYOTA bZ Compact SUV Concept」を米国で初披露したと発表した。TOYOTA bZ Compact SUV Conceptは、BEV専用ブランド「TOYOTA bZ」シリーズの中で、日常生活で扱いやすい小型サイズのSUVとして開発を進めている。

BEVらしいクリーンで躍動感のあるエクステリアと、環境負荷の少ないサステナブルな素材を積極的に採用したインテリアが特長。アグレッシブな外観を目指し、四隅にホイールを配置し、静止していても動いているかのように感じさせる。

空力性能に優れた機動的で先進的なエクステリアは、ショートオーバーハングと流麗なシルエット、絞り込まれたキャビンデザインによって生み出されている。

インテリアには、植物由来のリサイクル素材を使用したシートなど、環境に配慮したデザインを採用。快適で充実した車内体験を提供するパーソナルエージェントを搭載し、クルマとドライバー、同乗者を音声と照明でつなぐ。

TOYOTA bZシリーズは、同社がカーボンニュートラルをはじめとしたさまざまな社会課題の解決を目指して開発。さらにその先の新たな価値提供を目指す意志をBeyond Zeroという言葉に込めて展開している。2022年にグローバルBEVモデルのbZ4Xを投入し、10月には中国で開発したセダンタイプのBEV「TOYOTA bZ3」を発表した。

TOYOTA bZ Compact SUV Conceptは、bZ4Xに比べコンパクトで軽量なエントリーSUVとして、より幅広いユーザーに向けて展開していく。同車両についての新情報は、2023年以降の発表を予定している。

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