豪クイーンズランドでの自動運転eVTOLの運航に向け、WiskとSkyportsが連携拡大

米Boeingの子会社で、「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発している米Wisk Aero(Wisk)は2024年7月22日、空飛ぶクルマの離着陸場(バーティポート)の開発/運営を手がける、英Skyports Infrastructure(Skyports)とのパートナーシップを拡大すると発表した。

今回の合意は、2022年に発表したWiskとSkyportsとのパートナーシップおよびオーストラリアのサウス・イースト・クイーンズランド(SEQ)との協力関係を発展させるもので、SEQでの安全かつサステナブルな自律型エアタクシーのサービス開始を目指している。

Wiskの自動運転eVTOL「Generation 6」の運航に向けて、WiskとSkyportsは連携して、地域の移動パターンの分析を行い、バーティポートの候補地を特定する。さらに、その土地の所有者や近隣コミュニティと交渉し、実現可能かを調査する。Generation 6は航続距離144km、巡航速度は時速204~222km、巡航高度762~1219メートル、人間による監視付きの4人乗り自動運転eVTOLだ。

WiskのCEO、Brian Yutko氏は「安全でエミッションフリーなエアタクシーの運航をクイーンズランド州で実現する」と強調した。

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Wisk and Skyports Expand Partnership | Wisk
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