静音クリック機能を追加し、ノイズを80%カットした「トラックボールマウス」を発売 ロジクール

ロジクールは2024年8月28日、トラックボールマウス「M575」と「MX ERGO」を刷新し、後継モデルとして、「M575SP」を同年9月19日、「MX ERGO S」を同年9月24日に発売すると発表した。静音クリック機能を追加し、前モデルと比較してノイズを80%カットしている。オープン価格で、ロジクールオンラインストア価格は、M575SPが8470円、MX ERGO Sが1万9580円。各税込み。

両製品は「LOGI エルゴ・ラボ」にて、人間工学の視点から仕事を快適にするために役立つツールとして設計、開発された。M575SPは前腕筋の緊張を25%、 MX ERGO Sは前腕筋の緊張を27%減少する。スクロールホイールとクリックスイッチは右に傾けて配置しているため、より自然な位置で操作でき、手が小さめでもボールを親指でスムーズに操作できる。また、ノイズは前モデルと比較して80%カットし、静音性が向上している。

「MX ERGO S」グラファイト

Bluetooth接続に加え、同社独自のワイヤレステクノロジー「Logi Bolt」に対応している。1つのレシーバーで、マウスやキーボードを複数接続できる。さらに、デバイスをLogi Bolt USBレシーバーにペアリングすれば、ワイヤレスデバイスからの干渉の多い環境でも堅固な接続を提供する。また、連邦情報処理基準(FIPS)に準拠しながら、脆弱性を軽減する。

「Logi Options+」に追加されたマクロ登録機能「Smart Actions」を使用することで、ひとつのボタンにショートカットやファンクションを割り当てて登録できるため、作業効率がアップする。

環境を配慮して製造されたカーボンニュートラル認定製品で、プラスチック部分には認定済みの再利用プラスチックを一部使用し、カーボンフットプリントを軽減した。パッケージには、FSC認証を取得した材料を採用している。

M575SPは、単三形電池1本で、Bluetooth接続もしくはUSBレシーバーによる無線接続で、最長18カ月使用できる。カラーバリエーションは、前モデルと同様のグラファイト、ホワイトに加え、新色としてブラックを追加した。MX ERGO Sは、Type-C to Type-Cの急速充電に対応している。1分間の充電で24時間、フル充電で最長120日間使用できる。

M575SPは、本体サイズ100×48×134mm、本体重量145g。解像度2000dpi(初期値400dpi)、総ボタン数(チルト機能含む)5、スクロールホイール有、チルト機能無となっている。

MX ERGO Sは、本体サイズ100×51×133mm、重量259g。解像度2000dpi(初期値380dpi)、総ボタン数(チルト機能含む)8、スクロールホイール有、チルト機能有となっている。

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