- 2024-10-7
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- AN/ALQ-257 Integrated Viper Electronic Warfare Suite(IVEWS), F-16戦闘機, J-PRIMES(Joint Preflight Integration of Munitions and Electronic Sensors), Northrop Grumman, 米空軍, 統合電子戦装置, 超広帯域アーキテクチャ, 電子戦, 電波周波数, 電磁スペクトル環境
米Northrop Grummanは2024年9月4日、同社の統合電子戦装置「AN/ALQ-257 Integrated Viper Electronic Warfare Suite(IVEWS)」について、実験施設での試験を完了したと発表した。この成功を受けてIVEWSの開発は、F-16戦闘機に搭載した飛行試験に進む。
試験は、米空軍の実験施設であるJ-PRIMES(Joint Preflight Integration of Munitions and Electronic Sensors)の無響室内で実施された。一連の厳格な試験により、近年の電子戦における高度化した電波周波数の脅威を検出/識別し、対抗する能力を実証した。
IVEWSは、超広帯域アーキテクチャを採用して電波周波数の脅威に対抗するシステムで、F-16に第5世代戦闘機と同等の電子戦能力を追加する。過密化する電磁スペクトル環境での生存率を大幅に向上させ、ミリ波を含めた電波周波数の脅威を探知し、識別し、対抗する。
この超広帯域アーキテクチャは、同社の電子戦システム間で共通化され、低コスト化、装備の更新間隔の短縮化、部品などの供給の効率化に寄与している。また、次世代デジタルレーダー警報受信機、電子戦アプリケーション専用のプロセッサ、F-16の機体寸法、重量、電力要件に最適化したアンテナと高出力送信機が含まれる。
IVEWSは米空軍のF-16用の装備として開発されたが、同様の脅威に直面している国際的なパートナー国への輸出も予定している。
関連情報
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