Raspberry Pi 5を搭載したポータブルミニコンピューター「Pilet」

Raspberry Pi 5を搭載したポータブルミニコンピューター「Pilet」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

Piletは開発作業が進行中の段階で、記事執筆時点で5インチディスプレイを搭載した一体型の「Pilet 5 Console」と、7インチディスプレイを搭載したモジュール型の「Pilet 7 Tablet」の2タイプが公開されている。当初は「Consolo」というコードネームで呼ばれていたが、より広範囲の世界中のユーザーにアピールするために「Pilet」と改名された。

Raspberry Pi 5とタッチスクリーンを内蔵しており、フルバージョンのLinux OSを実行できるようだ。YouTubeで公開された動画ではタッチスクリーンを使って操作し、VLC Media PlayerやKiCad、Visual Studio Codeなどのソフトを実行したり、コマンドラインからコマンドを実行したりする様子などが収録されている。

8000mAhバッテリー2個を搭載しており、バッテリー寿命は最大7時間としている。Pilet 7 Tabletのキーボード部分は交換可能で、ゲームパッドモジュールをディスプレイ部に接続するとレトロゲームをプレイできる。Piletのエンジニアリングプロトタイプはすでに作成されており、できるだけ早く完成させたいとのことだ。

Piletは、デザイン確定後に3Dプリント用ファイルを公開予定だ。今後は、本体背面へのチルトスタンド追加などを計画している。

fabcrossより転載)

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