カテゴリー:技術ニュース
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NIMSと東大、「発電菌」が発電時に発酵していることを発見
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年7月13日、NIMSと東京大学の研究チームが微生物燃料電池に応用されている細菌「発電菌」が発酵を行っていることを明らかにしたと発表した。今後は発酵と発電とを組み合わせた、新しい物…詳細を見る -
3Dプリントで作るタイヤ――ミシュラン、エコロジーで安全かつ再生可能なコンセプトタイヤ「Vision」を発表
ミシュランは「MOVIN'ON 2017」(6月13~15日、カナダ・モントリオールで開催)において、コンセプトタイヤ「VISION」を発表した。 VISIONは、持続可能なモビリティ社会の実現という同社のビジョン…詳細を見る -
NICT、超小型衛星による量子通信の実証実験に成功
情報通信研究機構(NICT)は2017年7月11日、超小型衛星と地上局との間での量子通信の実証実験に世界で初めて成功したと発表した。 今回の実験では、50kg級の超小型衛星「SOCRATES」に搭載した衛星搭載用小…詳細を見る -
豪ニューサウスウェールズ大学、超薄膜MOF触媒による安価な水素製造法を開発
豪ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の研究チームは、水の電気分解による水素製造装置のコストを低減できる超薄膜触媒を発明した。 次世代のクリーンエネルギーとして注目される水素だが、水の電気分解による工業生産には、…詳細を見る -
東京農工大と近大、有害な鉛と反応しないペロブスカイト太陽電池代替材料を発見
東京農工大学と近畿大学は2017年7月10日、次世代太陽電池として注目されているペロブスカイト太陽電池の分野において、グアニジンヨウ化水素酸塩が、同電池の主材料ヨウ化鉛とは反応せず、代替材料のヨウ化スズと反応し、太陽電池…詳細を見る -
NEDOとIHI、海流から発電する水中浮遊式発電システム実証機「かいりゅう」を完成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とIHIは2017年7月7日、100kW級の水中浮遊式海流発電システム実証機「かいりゅう」を完成させたと発表した。 海流発電は、太陽光や風力と比べて昼夜や季節による変動…詳細を見る -
砂糖と二酸化炭素がプラスチックに――英大学、生分解性のあるポリカーボネートの製造方法を発見
英バース大の再生可能化学技術センター(CSCT:Centre for Sustainable Chemical Technologies)の研究チームは、糖類と二酸化炭素を原料とし、生分解性を備えるプラスティックの製造プ…詳細を見る -
京大、人工光合成技術によりCO2とアンモニアから高濃度のCO生成に成功
京都大学は2017年7月7日、二酸化炭素(CO2)とアンモニアから一酸化炭素(CO)を取り出す人工光合成技術の光触媒群を発見したと発表した。 CO2は、最も排出量が多く、最も影響の大きい温室効果ガスだ。そのため、植…詳細を見る -
米ホームセンター大手、店舗内の商品持ち運び用に大学と外骨格スーツを共同開発
アメリカでホームセンターを運営する米Lowe'sと米バージニア工科大学は、店員の持ち運び作業時にかかる負荷を軽減する外骨格スーツを共同開発した。 この軽量な外骨格スーツは、Lowe'sの店員が店舗の商品を持ち上げた…詳細を見る -
愛媛大、地球深部の超高圧下で安定な新しい水酸化鉄を発見
愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター(GRC)の西真之助教らの研究グループは、地球マントル深部の超高温高圧環境で安定な、鉄・水・酸素からなる新しい結晶構造の水酸化鉄の存在を明らかにしたと発表した。水酸化鉄は地球マント…詳細を見る