カテゴリー:技術ニュース
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名古屋大学など、低温/低水素圧で安定アミドを効率よくアミンやアルコールに変換する触媒を開発
科学技術振興機構(JST)と名古屋大学は平成29年5月16日、同大学大学院理学研究科の斎藤進教授らの研究グループが、多彩な安定アミドをアミンやアルコールに効率よく変換(水素化)できる触媒を開発したと発表した。低温/低水素…詳細を見る -
3Dプリントでロケットエンジンを改良――部品数を90%以上削減、数カ月の期間短縮に
米Aerojet Rocketdyneは2017年4月3日、3Dプリント技術を利用して、ロケットエンジン「RL10」推力室の改良に成功したと発表した。 同社はここ10年ほど、RL10などの推進システムに3Dプリント…詳細を見る -
大阪大学、新たな加工技術による高機能マイクロリアクターなどの量産製造技術を開発
大阪大学大学院工学研究科の山内和人教授とクリスタル光学の研究グループは2017年5月15日、濡れ性を制御し微細な表面凹凸と機能性薄膜を組み合わせたナノ・マイクロスケールの微細構造製造技術を開発したと発表した。型を用いた形…詳細を見る -
中国科学院、大気中の窒素を利用するリチウム窒素電池を発明――アンモニア生成プラントにも応用可能
中国科学院(CAS:Chinese Academy of Science)長春応用化学研究所(CIAC:Changchun Institute of Applied Chemistry)の研究チームは、大気中の窒素を利用…詳細を見る -
東芝機械エンジニアリング、難密着素材へのインク密着性を向上したインライン加飾システムを展示
東芝機械エンジニアリングは2017年5月12日、18~20日に同社沼津工場と御殿場工場で開催する「第15回東芝機械グループソリューションフェア2017」において、ポリプロピレン(PP)や金属などの難密着素材へのインク密着…詳細を見る -
千葉大、世界初となる光でほどける「らせん状人工ナノ線維」の開発に成功
千葉大学は2017年5月10日、光を当てることでらせん構造がほどける世界初の人工ナノ線維の開発に成功したと発表した。ドラッグデリバリーなどの分野への応用が期待できるという。 細胞内に存在する微小線維のように、生体系…詳細を見る -
産総研と九大、次世代有機EL用発光材料の発光メカニズムの詳細を解明
産業技術総合研究所(産総研)と九州大学は2017年5月11日、熱活性化遅延蛍光(TADF)を出す分子(TADF分子)の発光メカニズムを解明したと発表した。TADFは次世代型の有機EL素子用の発光材料として注目されており、…詳細を見る -
乾いた空気から水を絞り出す――UCバークレーとMIT、太陽光のみを使う水生成装置を開発
カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)とマサチューセッツ工科大学(MIT)の共同研究チームが、太陽光のみで作動して水を捕集するデバイスを開発した。金属有機構造体と呼ばれる多孔質材料を用い、乾燥した地域と…詳細を見る -
-200℃で高温超電導を示す超薄型フィルムを独大学が開発
独ザールランド大学の研究チームは、およそ-200℃以下の温度で超電導性を発揮する超薄型高温超電導フィルムを開発したと発表した。食品用ラップのように柔軟・軽量で、航空宇宙から医療技術に至る広範な応用が期待される。研究成果は…詳細を見る -
メタマテリアルで光の回折限界を超える――シンガポール大学、超高解像度を実現する超薄型平面レンズを開発
シンガポール国立大学工学部は、超高解像度の平面メタレンズを開発したと発表した。 一般の光学レンズでは、光のもつ波の性質により、その波長より小さいものが扱えないという回折限界がある。一般的に光学顕微鏡では120~14…詳細を見る