フェラーリ、初のV8ターボエンジン搭載4シーター・モデル「Ferrari GTC4Lusso T」を発表

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フェラーリ・ジャパンは2017年3月16日、フェラーリ史上初のV8ターボエンジン搭載4シーター・モデル「Ferrari GTC4Lusso T」を発表した。搭載エンジンは、2016年インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞したエンジンの最新進化版だという。

GTC4Lusso TのV8エンジンは、総排気量3855cc、最高出力610cv/7500rpm、比出力158cv/lと、同カテゴリでの最高値を達成。燃料消費量の最適化を図る一方で、アクセル操作に瞬時に反応し、パワフルな加速(3000〜5250rpmの回転域で最大トルク760Nmを維持)を発揮する。

この性能は、燃焼室内の圧力を最大化するために採用した新ハイレジスタンス・アルミ合金製ピストンとコンロッドによるものだという。エアインテーク・システムも刷新して、高圧/低圧エアダクトをより直線的とし、損失を最小限に抑制。また、冷却性能を向上させた新型インタークーラの採用で、流体力学的なロスも削減した。

V8エンジンの特徴である機敏なスロットルレスポンスは、フラットプレーン・クランクシャフト、コンパクトなツインスクロール・タービン、3ピース鋳造エグゾースト・マニホールド、ターボ・ハウジングなどのデバイスが支える。等長パイプ構成のエグゾースト・マニホールドが、タービン内の圧力波を最適化する。

さらに、特別な形状加工を施したハイタンブル・インテーク・マニホールドにより、燃焼室への空気の流入を改善。可変イグニッションとマルチスパーク機能を備えるイオンセンシングシステムが、高負荷状態でもパーシャル状態でも、エンジン回転域を問わず燃焼を最適化する。

また、可変容量式オイルポンプが機械効率を最適化。従来型のポンプと比較して、オイル循環に必要なエネルギーを最大30%低減する。ローラーフィンガーフォロア式のバルブトレーンも、低回転時のパワー損失を10%抑えた。

さらに、同社がGTC4Lusso TのV8エンジンで最も革新的な技術の1つに挙げているのが可変ブーストマネージメントだ。これは、選択されているギアごとに最適なトルクを発生させる制御ソフトウェアで、エンジンの回転上昇とともにパワフルになるピックアップと、最適な燃料消費をもたらすという。

また、可変ブーストマネージメントとドライビングプレジャを両立。シフトアップと歩調を合わせて(3速〜7速)エンジン・トルクは上昇し、7速で最大のトルク760Nmに到達。同時に、このトルク・コントロールによって高めのギアのギア比を高く設定することが可能となり、燃料消費がさらに向上。現行ラインナップでは、V12エンジンモデルよりも30%向上しているという。

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