ナノレベルの床の振動を計測できる超高感度ローノイズTEDS対応3軸加速度センサーを発売　小野測器

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小野測器は2024年3月14日、ナノレベルの床の振動を計測できる「超高感度ローノイズ TEDS対応3軸加速度センサー NP-7320N10」の発売を2024年2月7日より開始したことを発表した。感度100 mV/（m/s² ）、自己ノイズは28μm/s²rms以下となっており、現場で要求されるナノレベルの振動を測定できる。

NP-7320N10は、「3軸加速度センサー NP7310」の後継モデルで、人の感覚ではわからない微小な振動を現場で把握できる。同社のポータブルFFTアナライザー「CF-9400A」と組み合わせれば、リアルタイム計測で、床の振動評価で使用するトリパタイトグラフとVC曲線を表示する。周波数分析や固有振動数測定など、現場でのより詳細な波形解析に対応する。

CF-9400Aと組み合わせた床振動計測システム

圧電式プリアンプを内蔵し、CE適合のため容易に輸出入できる。また、IP67に対応。屋外など厳しい環境でも使用できる。バッテリー駆動で、センサーアンプとPCが不要なPC一体型のシンプルなシステムを採用している。

現場測定のイメージ図

床振動計測で使用されるトリパタイトグラフとVC曲線のリアルタイム表示に対応しており、床の振動状態をその場で把握できる。実稼働計測に加え、インパルスハンマーを組み合わせた固有振動数測定にも対応し、現場で装置と設置床に関連した振動要因分析ができる。

トリパタイトグラフのイメージ図

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小野測器 – プレスリリース　超高感度ローノイズ TEDS対応3軸加速度センサー NP-7320N10 発売開始