JR西日本、生産性/安全性向上のため多機能鉄道重機を共同開発

JR西日本は2022年4月15日、操縦者が直感的に操作できる多機能鉄道重機を人機一体および日本信号と共同開発中であると発表した。

開発中の重機は、鉄道工事用車両に人型重機ロボットを融合させたもので、操縦者の操作とロボットの動きが連動し、直感的に操作できるのが特徴である。また、ロボットが受ける重みや反動が操縦者にフィードバックされる仕組みも搭載しており、操作技術を容易に習得できる。さまざまな形状の部材を把持でき、高所作業も地上からできるので、生産性や安全性が向上する。

JR西日本では同重機の開発によって、省人化による生産性向上や感電/墜落などの労働災害ゼロを目指す。2022年4月から試作機での試験を開始し、2024年春の実用化を目指す。

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