- 2016-2-22
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- SPB-KP形, SPB形, アクチュエータ, エレクトロニクス製造・実装技術展, スピンドルシャフト, スライドガイド, トップボール, ボールスプライン, ロータリーボールスプライン, 日本ベアリング
日本ベアリングは、東京ビッグサイトで1月13~15日に開かれた「インターネプコン ジャパン エレクトロニクス製造・実装技術展」に出展し、アクチュエータ、スライドガイド、スピンドルシャフト、トップボール、ボールスプラインなどの製品を組み込んだ装置のサンプルを展示した。
こうしたベアリングなどの製品は、装置の動きの精度を大きく左右する要因となることから、日本ベアリングはレーザー測定などを導入して高精度を追求し、誤差を1μm未満に抑えるようにしているという。
さまざまな製品を展示していた中でも、同業のベアリングメーカーと比べて、顧客から特に高い評価を受けているというのがロータリーボールスプラインだ。
サンプルとして展示された装置は、CDの場所を移動させるもの。アームを縦方向に直線運動させて垂直方向の位置を決めたら、軸を回転させて指定の位置にまで動かしてCDをピックアップ。同じ要領で、移送先にまでCDを移動させるという動きになる。
このような直線運動だけでなく回転運動も必要になるケースでは、同社のロータリーボールスプラインは動きの精度が高く、導入する顧客企業が増えているという。
今後は同製品を、ロボットや産業用装置などのメーカーにより多く売り込んでいきたい考えだ。