パナソニック、データ通信方式の新規格MIPI C-PHY対応のコモンモードノイズフィルタ発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

パナソニックは2016年6月17日、モバイル機器の高速データ通信方式MIPI C-PHYに対応したコモンモードノイズフィルタのサンプル出荷を7月に開始すると発表した。

従来の伝送規格であるMIPI D-PHYは、2本の伝送ライン(1Pair)を用いた差動伝送方式を採用していた。新規格のMIPI C-PHYは、3本の伝送ライン(1Trio)を用いた伝送方式を採用し、MIPI D-PHYの1.5倍となる2.5Gsps (=5.7Gbps/Trio)にデータ転送レートを向上させている。

従来、データの通信を大容量化するには、多くのデータ線を配線する必要があった。だが、MIPI C-PHYを採用すれば、データ通信を高速化でき、さらにクロック信号を無くせる。その結果、MIPI D-PHYで同じデータ量を送る場合に比べ、実装面積を約40%削減できるという。

パナソニックは今回、MIPI C-PHYに対応したフィルタ設計を確立し、3本の伝送ラインに発生するコモンモードノイズを抑制できるフィルタを開発した。同社のコモンモードノイズフィルタでは、内蔵する3つのコイル導体の巻き方や配置を最適化し、1GHz~5GHzまでの広帯域にわたってコモンモードノイズの減衰量-10dBを達成している。

同製品では、パナソニック独自のめっき微細コイル工法とセラミック積層工法によって小型化を目指した。サイズは0.90×0.68×0.40mm typ.で、端子間ピッチは0.35mmだ。これにより、搭載端末の高速データ通信ラインの配線エリア削減に貢献するとしている。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る