- 2017-12-4
- 機械系, 製品ニュース
- 2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン, F-PACE, IDD, ジャガー・ランドローバー・ジャパン
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2017年12月1日、SUV「F-PACE」2018年モデルに新エンジンの2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンを搭載したと発表した。
2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンには、最高出力250PS・最大トルク365Nmと最高出力300PS・最大トルク400Nmの特性の異なる2つの仕様を用意。
250PSガソリンエンジンでは、実用的な回転域で優れた出力とトルクを放ち、1300~4500rpmで最大トルクを発揮する。また、ツインスクロールターボチャージャーに排気を送る一体型エグゾーストマニホールドは、2組のシリンダーを同期させることで、ターボラグを大幅に減らしてレスポンスを高めた。
300PSガソリンエンジンでは、優れたパワーと経済的な燃費を両立した。低慣性ツインスクロールターボチャージャーには低摩擦ボールベアリングと高流量コンプレッサーホイールを採用し、瞬時のブーストと高効率を実現。 空力効率を高めたターボチャージャーで、瞬時の加速と400N・mの最大トルク(1500-4500rpm)を発揮する。
また、8速のオートマチックトランスミッションは、素早いギアチェンジで、力強く加速やスムーズな追い越しを実現。ステアリングホイールのパドルシフトを使えば、ギアシフトのマニュアル操作も可能だ。
さらに、導入したオートマティックAWD(全輪駆動)システムでは、独自のIDD(インテリジェントドライブラインダイナミクス)を採用。走行性能に影響を与えることなく、前輪と後輪のトルクをオンデマンドに配分する。また、トラクションロスを予測し、ロスを回避する機能も実現した。