SKF、衛生的デザインを革新した食品ライン玉軸受ユニット「Blue Range」を発売

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食品ライン玉軸受ユニット「Blue Range」

スウェーデンのSKFは2019年1月30日(現地時間)、衛生面および性能面を向上させ、食品の安全規制に準拠した食品ライン玉軸受ユニット「Blue Range」を発売したと発表した。

2012年以降、食品産業ではリコール件数が大幅に増加している。アメリカ食品医薬品局(FDA)におけるリコールは92.7%上昇。アメリカ合衆国農務省(USDA)ではリコール対象製品が83.4%増加した。FDA食品のリコール原因のうち、細菌汚染やアレルギー表示漏れがともに上位75%を占めている。

リコールが増加している中、食品会社にとって食品の安全性の事前対策が一番の懸念だ。 食品安全の取り組みに対する広範囲なアプローチが最優先事項であるとはいえ、部品単位での汚染リスクの把握と、それに対処するソリューションが不足している。

SKFは、従来の再潤滑・洗浄や軸受のドライクリーニングが空気中の飛沫や廃水、汚染されたグリースなどによる食物汚染を引き起こすと指摘。細菌がどのように軸受に侵入し、洗浄体制により拡散するのかをビデオで公開した。

そして、衛生面や性能面を向上させ、食品の安全規制に準拠する食品ライン玉軸受ユニットBlue Rangeを開発。Blue Rangeは革新的なシールシステムの採用と高性能な軸受グリース・完全なシール能力によって、再潤滑不要で洗浄可能、長寿命という特長をもつ。

Blue Rangeの衛生的デザインによって、洗浄が困難な場所でも細菌の増殖リスクが低下。加えて、洗浄時における細菌の拡散を最小限に抑える。

また、軸受ユニットは再潤滑が不要なため、機械を停止しなければならない潤滑作業が不要となる。余分な軸受グリースを洗浄する時間が少なくて済むため、機械の稼働時間を延ばせる。

また、再潤滑のコストも削減でき、軸受の交換頻度も減らせるため、軸受ユニットのメンテナンス費用の削減も図れるという。

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