- 2019-4-18
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- 3.8LV型6気筒VR38型ツインターボエンジン, GR6型デュアルクラッチトランスミッション, IHI, NISSAN GT-R, NISSAN GT-R NISMO, アダプティブシフトコントロール(ASC), アブレダブルシール, ターボチャージャー, フェアレディZ, 日産自動車
日産自動車は2019年4月17日、6月に発売予定の「NISSAN GT-R」2020年モデルを発表した。あわせて、「NISSAN GT-R NISMO」の2020年モデルと、「NISSAN GT-R」と「フェアレディZ」の生誕50周年記念限定モデルも公開した。
今回発表したNISSAN GT-Rの2020年モデルは、エンジンに3.8LV型6気筒VR38型ツインターボを採用した。同エンジンには、ターボ高効率化技術「アブレダブルシール」を採用した新開発のIHI製ターボチャージャーを搭載。アブレダブルシールにより吸入した空気の漏れを最小限にすることで、加速意図に即座に応えるレスポンスを実現した。
トランスミッションには、GR6型デュアルクラッチ方式を採用。走行状況に応じて1~6速まで自動変速するアダプティブシフトコントロール(ASC)が導入されている。また、直結されたデュアルクラッチにより、アクセル操作に即応した駆動力制御が可能だ。
さらに、ブレーキは従来よりも軽い踏力で制動力が立ち上がるよう、ブースター特性のチューニングにより初期の効き感を向上。短いストロークで効きが立ち上がるコントロール性の良いブレーキを実現した。