紙とポリ乳酸を複合した植物由来生分解性新素材「PAPLUS」を発表 カミーノ

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カミーノは2019年12月5日、紙と植物由来生分解性樹脂(ポリ乳酸)を複合した低環境負荷の新素材「PAPLUS(パプラス)」を開発したと発表した。同製品は、牛乳パックや企業排出古紙とトウモロコシやサトウキビ由来のポリ乳酸を複合させることで、石油由来樹脂成分をほぼ0%に削減すると同時に、紙の資源循環を実現することが可能なバイオプラスチック成形品だ。

PAPLUSは、石油由来プラスチック製品の代替品としてだけでなく、リユース用製品にも耐えうる十分な強度を持つ。また、最終廃棄時に粉砕することにより、リサイクルが可能だ。または堆肥化設備(コンポスト)や土中で微生物の働きにより、水と二酸化炭素に分解され、カーボンニュートラル(CO2排出量対ポリプロピレン比)は75%減だ。さらに、プレミアムグレードの場合は食品衛生法(厚生省告示第370号)にも準拠しており、電子レンジや食洗器対応の耐熱性(約120℃)を付加することもできる。

これまでポリ乳酸などのバイオプラスチックは、耐熱性や耐久性、そして成形の難しさなどが指摘されていたが、生分解性プラスチック成形の第一人者である小松技術士事務所の特許技術を活用することによりこれらの課題を克服し、大量生産が可能となった。同製品は、まず食器や容器、日用品、建築資材、自動車内装材などでの用途を見込んでおり、現在までに、欧州系化粧品メーカー、日用品メーカー向けなどに試作品を製作しており、来年前半には商品化を予定しているという。

カミーノは、2019年12月5日から7日まで東京ビッグサイトで開催中の「エコプロ2019」の同社ブースにPAPLUSを展示予定だ。

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