ADASセンサーやレーダー向けのLDOレギュレータを販売開始――小型で最大300mA出力 ローム

ロームは2022年8月30日、ADAS(先進運転支援システム)用センサー、レーダーなど向けの車載LDOレギュレータ「BUxxJA3DG-C」シリーズ6種を開発したと発表した。既に販売を開始しており、サンプル価格は1個あたり150円(税別)となっている。

同製品は、車載用途でのセカンダリ電源向けに開発されたもので、2.9×2.8×1.25mmと小型のSSOP5パッケージを採用した。低ノイズが求められる車載用途に向けて、出力ノイズを55µVrmsに抑えている。

出力電流は最大300mA。入力電圧は製品によって異なり、最も入力電圧の下限が低い「BU12JA3DG-C」では1.7〜6.0Vとなった。1.8Vの電源系統にも使用できる。

出力電圧も製品によって異なり、1.2〜3.3Vとなっている。出力電圧精度は±2%。その他、静止電流が37μA(Typ.)、出力コンデンサー容量が1〜47μFとなった。−40〜150℃で動作する。

2022年8月より、当面は月産6万個で量産を進める。チップワンストップやコアスタッフオンラインなど、ネット商社を介しての購入も可能となっている。

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