格安/高速にトンネルを削岩できるプラズマ式ボーリングマシンが登場

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EarthGrid PBC/YouTube

スタートアップ企業の米EarthGridは、YouTubeチャンネル「EarthGrid PBC」と同社のWebサイトで、開発中の「プラズマ式トンネル掘削ロボット」を公表している。

この掘削ロボットは、創業者のTroy Helming氏が発明し、特許を取得している。独自の掘削機構は、電気と気流から作られたプラズマを使用する。最高で摂氏2万7千度のプルーム(煙流)を発生させ、岩盤を破砕する。ボーリング速度は1日あたり1kmで、コストは1kmあたり30万ドル(約4千万円)だ。これらは、従来工法と比較してボーリング速度が100倍、コストは98%の低減になる。

既存の掘削機と比較すると、ドリルビットやカッターヘッドを毎日何度も交換する必要がなく、エネルギー消費量が少ない。ロボット化により必要な作業員数が大幅に減るほか、掘削泥や薬品を廃棄する必要がなく、廃棄物を道路やコンクリートの製造に転用できるなどのメリットがある。

EarthGridのビジョンは、鉄塔や電柱を使用している老朽化の進んだアメリカの送電網を、地下トンネルに置き換えることだ。さらに、化石燃料の消費を大幅に削減して、100%再生可能エネルギーを達成し、量子超高速インターネット、クリーン水、下水道、輸送/配送サービスの提供を目標に掲げている。

同社は現在、地下トンネルの掘削を開始するための資金を調達している。

関連リンク

EarthGrid…the future of infrastructure
EarthGrid

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