XR用小型触覚デバイス「ContactGlove Lite」を開発――ボイスコイルを用いた触覚フィードバック Diver-X

Diver-Xは2023年9月11日、法人や研究機関向けのXR用小型触覚デバイス「ContactGlove Lite」を開発したと発表した。

同デバイスは、搭載した高性能ボイスコイルの振動により、触れている表面や物体を振動させることで触覚フィードバックを生成。ボタンを押した感覚や物を握っている感覚など、さまざまな触覚を再現できる。

カメラ式ハンドトラッキングと併用することを想定しており、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)単体で完結するコンテンツでも、容易に触覚を体験することが可能になる。

ボイスコイルによる応答性の良さや、振動の強度/周波数を細かく制御できるのが特徴で、長さ調整可能な透明のフィルムバンドで固定する。

Meta Quest2やPico4などの主要VRゴーグルに対応。振動周波数や強さなどの制御機能や、任意の音声を再生する機能を開発できる開発キット(SDK)提供する予定だ。

現在デモ機の無償貸し出しを受け付けており、2023年10月上旬までのデモ機の反響や予約実績によって生産するか否かを判断する。

発売2023年中を予定しており、価格は1万円(税別)の予定。本体の他に別途SDK(法人年25万円、教育/研究機関年5万円)を購入する必要がある。

関連情報

Diver-X、法人/研究向けXR用小型触覚デバイス「ContactGlove Lite」を発表 販売予定価格は1万円 -デモ機送付申請受付を開始-|Diver-X株式会社のプレスリリース

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