タグ:学術
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有毒金属と塩分を同時に除去し、きれいな水を製造するプロセスを開発
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、海水や汽水から浄水を造り出す脱塩淡水化プロセスにおいて、塩分と同時に有毒なイオンや物質を1ステップで除去する手法を開発した。重金属イオンやボロンなどの中性物質を選択的に捕捉す…詳細を見る -
プラスチックの射出成形技術を応用し、高純度石英ガラスを製造するプロセスを開発
ドイツのフライブルク大学の研究チームが、ベンチャー企業Glassomerと共同で、シリカナノコンポジット粒子を用いた射出成形技術および低温焼成技術により、任意の形状の透明ガラス製品を簡便かつ迅速に成形できるプロセスを開発…詳細を見る -
全てのヘッドホンをスマートヘッドホンに変換する技術を開発
従来音楽や音声を聴くためだけのデバイスであったヘッドホンにもスマート化の波が来ているようだ。 米、ラトガーズ大学がさまざまなヘッドホンをスマートヘッドホンに変換するHeadFiという技術を開発した。成果はモバイルコ…詳細を見る -
安定した充放電が可能な高容量リチウム二次電池正極材料を開発――電気自動車普及を加速化
韓国、浦項工科大学 (POSTECH)のByoungwoo Kang教授とJunghwa Lee博士らの研究チームは、高価で毒性を持つコバルトを用いずに、500回以上安定的に充放電可能な高容量リチウムイオン二次電池正極材…詳細を見る -
MIT、古文書を未開封のまま解読する手法を開発――300年前のセキュリティを解析
米マサチューセッツ工科大学(MIT)をはじめとする国際チームは、複雑に折りたたまれた未開封の17世紀ヨーロッパの手紙を、仮想空間で開封して内容を読み取る技術を開発した。研究結果は、2021年3月2日付けで『Nature …詳細を見る -
太陽エネルギーを長期間貯蔵できる液体「太陽熱燃料」開発プロジェクト
太陽光発電は、化石燃料に代わり、持続可能な社会を支える再生可能エネルギーの一つとして期待されている。しかし、太陽が出ていないときでも電力を使用するには、太陽エネルギーを長期貯蔵しなければならないという課題がある。 …詳細を見る -
MIT、木の枝から作れる飲料水浄化フィルターを改良――大腸菌とロタウイルスの99%以上を除去
木の枝から作ったフィルターで飲料水を浄化する手法が改良された。この技術を用いてインドで作製し、テストされたろ過システムのプロトタイプは、低コストで自然なろ過手段として有望だという。この研究はマサチューセッツ工科大学(MI…詳細を見る -
街中での使用に特化した小型の風力タービン――日照日数が少ない地域ではソーラーパネルより安価でより多く発電可能
アメリカのスタートアップHalciumが、街中での使用に特化した小型の1kW風力タービン「PowerPod」の開発に取り組んでいる。年間の日照日数が300日以下の場所で、ソーラーパネルに匹敵する、安全で強力な風力エネルギ…詳細を見る -
吸水性を備えたポリエチレン繊維を開発――運動着から宇宙服まで
MITを中心とする研究チームは、ビニール袋などの素材であるポリエチレンから、衣類に使用できる吸水性のある繊維を作ることに成功した。開発したポリエチレン繊維は、綿やナイロンなど他の素材の布地と比べてエコロジカルフットプリン…詳細を見る -
より静音性の高いプロペラを作る新しい手法――設計用アルゴリズムを開発し人間の聴覚知覚を考慮に入れてプロトタイピング
従来より静かなプロペラを設計する新しい手法が発表された。豪ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)、蘭デルフト工科大学、オーストラリアのメルボルンを拠点とする航空宇宙会社XROTORの共同研究によるもので、その詳細は、米国…詳細を見る