- 2020-7-16
- エンジニア調査, 制御・IT系, 化学・素材系, 機械系, 電気・電子系
- IT, Uber Eats, オンラインツール, オンラインレッスン, オンライン飲み, コロナ禍, テレワーク, 出前館, 新型コロナウイルス, 製造
ポイント
- コロナ禍以降も「テレワークを続けていきたい」82.8%
- 「テレワークを続けていきたい」製造業系エンジニアは、IT系エンジニアに比べ8.0ポイント低い80.0%
- エンジニア、非エンジニア共に7割近くがプライベートでもオンラインツールを活用
- 20代の82.4%が「プライベートでもオンラインツールを活用している」
調査概要
エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に住む20~50代の会社員2540人(製造業系エンジニア435人、IT系エンジニア346人、非エンジニア1759人)を対象に、「テレワーク(在宅勤務)」に関するアンケート調査を行いました。
コロナ禍の影響によりワークスタイルがすっかり様変わりしました。今後はできる限り出社を避け、テレワークによる在宅での就業がスタンダードな世の中に変化していくのでしょうか。
緊急事態宣言解除後もテレワーク(在宅勤務)を続けていきたいかどうか、現在テレワークを行っている会社員に聞きました。
また、新型コロナウイルスの流行により外出が困難になったことは、仕事だけでなくプライベートにも多大な影響を与えているようです。仕事以外ではオンラインツールをどのくらい利用しているのでしょうか。
「会社員2540人のテレワーク実態調査」製造業系エンジニアの51.5%、IT系エンジニアの75.7%がテレワークで在宅勤務。人気ツールは「Microsoft Teams」と「Zoom」
【会社員2540人のテレワーク実態調査】テレワークを導入できない理由、製造業系エンジニアのトップは「テレワークで対応できない業種だから」、IT系では「セキュリティの問題」
調査結果サマリー
コロナ禍以降も「テレワークを続けていきたい」82.8%
・「テレワーク(在宅勤務)で仕事をしている」と回答した東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)在住の非エンジニアを含む会社員400人(製造業系エンジニア100人、IT系エンジニア100人、非エンジニア200人)を対象に行ったアンケート調査の結果、コロナ禍以降も「テレワークを続けていきたい」と回答した人は82.8%だった。
・「テレワークを続けたくない」と回答した人は7.0%だった。
・年代別に集計したところ、「テレワークを続けていきたい」と回答した人は20~29歳で80.2%、30~39歳は86.2%、40~49歳は84.7%、50~59歳は80.0%と、どの年齢層でも8割を上回る結果となった。
「テレワークを続けていきたい」製造業系エンジニアはIT系エンジニアに比べ8.0ポイント低い80.0%
・コロナ禍以降もテレワークを継続したいかについて職種別に集計した結果、「テレワークを続けていきたい」と回答した人はIT系エンジニアが最も多く88.0%。続いて非エンジニアが81.5%、製造業系エンジニアが80.0%と、いずれの職種も8割を上回る結果となった。
・一方、「テレワークを続けたくない」と回答した人は製造業系エンジニアが最も多く12.0%、続いて非エンジニアが6.5%、IT系エンジニアは3.0%だった。製造業系エンジニアはITエンジニアより9.0ポイント高い結果となった。
エンジニア、非エンジニア共に7割近くがプライベートでもオンラインツールを活用
・東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)在住の会社員2540人(製造業系エンジニア435人、IT系エンジニア346人、非エンジニア1759人)に、外出自粛期間中にプライベートでもオンラインツールを活用しているか聞いた。製造業系エンジニアの67.8%、IT系エンジニアの71.1%、非エンジニアの65.4%が何らかのオンラインツールを活用していると答えた。
・最も多かったのは「SNSなどの通話機能を活用している」(製造業系エンジニア:38.6%、IT系エンジニア:32.4%、非エンジニア:40.8%)だった。
・その他では「オンラインレッスン(子供の習い事)」「Uber Eatsや出前館」「買い物をオンラインですませる」などの回答があった。
20代の82.4%がプライベートでもオンラインツールを活用している
・プライベートでのオンラインツールの活用について、結果を年代別に集計したところ、20~29歳の82.4%、30~39歳の71.1%、40~49歳の58.4%、50~59歳の57.6%が何らかのオンラインツールを活用していると答えた。
・どの設問項目についても20~29歳の利用率が最も高かった。
・「オンライン飲みをした」については20~29歳が38.4%であったのに対し、50~59歳は8.5%と29.9ポイントの差があった。
【調査概要】
調査方法:ネットリサーチ
期間:2020年5月11日~21日
2020年5月21日~22日
対象1:東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に住む20~50代の会社員2540名
対象2:「テレワーク(在宅勤務)にて仕事をしている」と回答した東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に住む20~50代の会社員400名
–メディア関係の皆様へ—
本調査データは、ぜひ記事などでご自由にご活用ください。
記事での紹介・引用時には、エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ、など、調査元を明記ください。
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