アーカイブ:2017年 9月
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磁気テープ1本に330TBの非圧縮データを記録可能に――従来比で約20倍、IBMとSonyが共同開発
IBMとSonyは、1平方インチあたり201ギガビットの記録密度を実現する磁気テープ技術を開発したと発表した。1カートリッジ換算で330テラバイト(非圧縮)となり、これは従来比約20倍の容量に相当する。 この超高密…詳細を見る -
京大など、複雑な配管をマッピングしながら走破するヘビ型ロボットを開発
京都大学、早稲田大学、岡山大学、金沢大学の研究グループは2017年9月1日、複雑な配管内を走破し、配管内の状況を正確に提供できるヘビ型ロボットを開発したと発表した。 ヘビ型ロボットは、複雑な環境の検査や点検を目的に…詳細を見る -
阪大、次世代パワー半導体接続技術である銀粒子焼結接合の適用範囲拡大に成功
大阪大学は8月30日、同大学の研究グループが次世代パワー半導体接続技術である銀粒子焼結接合において、低温・無加圧化かつ電極を選ばないダイアタッチに成功したと発表した。加えて銀シート接合技術も開発しており、今後は安価な従来…詳細を見る -
産総研、良質な窒化ガリウム圧電薄膜をRFスパッタ法で作製
産業技術総合研究所(産総研)は2017年8月31日、村田製作所と共同で、単結晶と同等の圧電性能を示す窒化ガリウム(GaN)薄膜を作製する方法を発見したと発表した。今回の作製には低コストで成膜温度の低い「RFスパッタ法」を…詳細を見る -
中性子回折装置を活用――エンジン内部の材料挙動を運転中にリアルタイム調査する手法を開発
米オークリッジ国立研究所(ORNL)の研究チームが、運転中のエンジンに中性子線を照射し、その内部構造の状態をリアルタイムに調査する手法を編み出した。これをアルミニウム-セリウム(Al-Ce)合金で鋳造したシリンダーヘッド…詳細を見る