アーカイブ:2018年 3月
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富士通らが材料設計へのAIの有用性を実証――リチウムイオン電池の開発を効率化
富士通と理化学研究所(理研)は2018年3月16日、AI(人工知能)技術を第一原理計算と組み合わせた材料開発を実施し、材料設計におけるAIの有用性を実証したと発表した。 材料開発はこれまで、研究者・技術者の経験や勘…詳細を見る -
ガラス形成のダイナミクスは液体の構造が決定――ガラス転移の長年の謎を東大が解明
東京大学は2018年3月16日、液体がガラスへ変化するときのダイナミクスが液体中の粒子配置(構造)によって決定されていることを解明したと発表した。 液体を冷やしていくと、冷却速度が充分遅ければ結晶に、充分速ければガ…詳細を見る -
理系学生の就職先、3人に2人は「医療」「製造業」「情報通信業」のいずれかに
~ 就職活動の満足度、内定先の業種・職種の希望充足度、どちらも理系の方が好結果 ~ ポイント 就活の満足度、文系3.4点/理系3.7点(5点満点) 内定先を選んだ決め手は? 文系「業界」、理系「職種」 …詳細を見る -
レーザーで携帯電話を充電する方法を開発――ワシントン大学
米ワシントン大学のエンジニアチームは、不可視光レーザーを使ってスマートフォンを充電する方法を開発した。この方法を使えば、部屋の反対側にあるスマートフォンでも、USBケーブルを接続したときと同じくらいの速さで充電できる可能…詳細を見る -
筋肉のようにワークアウトで強くなる――機械的ストレスで強靭になるスマート材料を開発
アイオワ州立大学材料工学科Martin Thuo助教授らの研究チームは2018年2月14日、ワークアウトで筋肉が強靭になるように、機械的なストレスを加えると強靭になるスマート材料を開発したことを発表した。このスマート材料…詳細を見る -
不安定な燃焼状態の前兆を検知する新しい方法論を東京理科大らが提案――複雑ネットワークの基礎理論を導入
東京理科大学と立命館大学の研究グループは2018年3月15日、不安定な燃焼状態の前兆を検知するための新しい方法論の一つとして、複雑ネットワークの有用性を示したことを発表した。今後は燃焼分野における新しいヘルスモニタリング…詳細を見る -
「BIPM地球時」と比べ半年でわずか12億分の1秒以下のずれ――光格子時計を利用した高精度な時刻標準の生成にNICTが成功
情報通信研究機構(NICT)は2018年3月15日、光格子時計と水素メーザ原子時計を組み合わせた「光・マイクロ波ハイブリッド方式」を新たに開発し、光格子時計に基づく高精度な時刻信号の発生を世界で初めて半年間継続させること…詳細を見る -
耐久性を向上させ、走行可能距離を延長――グッドイヤー、電気自動車の性能を向上させるタイヤ技術を発表
グッドイヤーは2018年3月15日、2018年の「ジュネーブ国際モーターショー」において、「Electric Drive Technology」(電気駆動技術)を搭載した試作タイヤ「EfficientGrip Perfo…詳細を見る -
Samsung、アメリカで「空飛ぶディスプレイ」の特許を取得
韓国Samsung傘下のSamsung Displayは、ユーザーに追従し、空中に静止したままユーザーの視線に合わせて向きを変えられるドローン型ディスプレイ装置の特許をアメリカで取得した。 特許された技術は、ロータ…詳細を見る -
音を当てると液体が固まる——不思議な現象のメカニズムと可能性のミニ講義
高校生が学びたい学問を発見するためのサポートサイト「夢ナビ」で、音を当てると液体が固まるという、常識を覆す発見についての大阪大学の直田健教授によるミニ講義が紹介されている。 この現象は、ある液体に3秒ほど超音波を当…詳細を見る