アーカイブ:2018年 3月
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慶應大、有機分子で電子のスピンを制御――変換効率の向上が可能に
慶應義塾大学は2018年3月27日、金属をベースとしたスピントロニクス素子の機能を、有機分子により制御する新原理を明らかにしたと発表した。 スピントロニクス技術は電子の電気的性質(電荷)の流れである電流に加え、電子…詳細を見る -
積層セラミックコンデンサ材料の開発を助ける設計手法を開発――NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年3月27日、マテリアルズインフォマティクスを応用して、誘電率の高い常誘電体材料を理論計算から予測するシステムの開発に成功したと発表した。環境に優しい高誘電率材料の開発に役立ち、積…詳細を見る -
「31年を経て証明に成功――連想記憶の機構の一端を説明する数理モデル、数学的手法を使った検証で正確だと明らかに
中部大学は2018年3月27日、30年以上前に同大学の津田一郎教授が提案した数理モデルが、ブラジルの数学者らによって数学で証明されたと発表した。 津田教授の数理モデルは、人が脳で連想記憶を行う機構の一端を説明したも…詳細を見る -
「4℃で密度最大」「結晶化で体積膨張」――水はなぜ特異的なのか、東大が物理的な起源を解明
東京大学は2018年3月27日、正四面体構造を形成する傾向のあるさまざまな液体の中でも、水が極めて特異的である物理的な起源を解明したのに加えて、温度・圧力相図と特異性の関係も明らかにすることに成功したと発表した。 …詳細を見る -
マイナス70度でも作動するリチウムイオン電池を開発
中国の復旦大学化学部のXiaoli Dong博士らの研究グループは、マイナス70℃の極低温でも動作するリチウムイオンバッテリーを開発した。酢酸エチルベースの電解質と有機ポリマーの電極によって実現したもので、研究成果は『J…詳細を見る -
FAロボットの世界市場、2025年に3兆規模と予測。2017年比の約3倍 富士経済
富士経済は2018年3月26日、FA(ファクトリーオートメーション)ロボットの世界市場の調査結果を発表した。 同調査では、2017年の市場規模1兆821億円に対して、2025年には3.1倍の3兆3140億円になると…詳細を見る -
地球に優しいバイオプラスチックとは?――阪大、ミニ講義を公開
大阪大学は2018年3月26日、「バイオプラスチック」に関するミニ講義を公開した。 環境負荷の少ないバイオプラスチックには、主に「生分解性プラスチック」と「バイオマスプラスチック」がある。 生分解性プラスチッ…詳細を見る -
ヒトの脳全体のシミュレーションをスパコンで可能にするアルゴリズムを開発 理研
理化学研究所(理研)は2018年3月26日、従来は難しかったヒトの脳全体の神経回路のシミュレーションを、次世代スーパーコンピューター(スパコン)で可能にするアルゴリズムを開発したと発表した。 脳を構成する神経細胞は…詳細を見る -
トヨタ、新型「カローラハッチバック」を初披露――新型直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」を搭載
トヨタ自動車は2018年3月23日、新型直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」搭載の新型「カローラハッチバック」をニューヨーク国際自動車ショーで初披露すると発表した。日本では、20…詳細を見る -
東レ、環動ポリマー構造を導入した新たな繊維強化プラスチックを開発――分子結合部がスライドして金属のように衝撃を吸収
東レは2018年3月22日、分子結合部がスライドする環動ポリマー構造を導入した、金属のような衝撃吸収性を有する繊維強化プラスチックを開発したと発表した。 自動車や家電などに広く用いられるポリマー材料は、強さと硬さを…詳細を見る