水電解装置のコンポーネントの開発に着手―― 2025年以降の供給開始を予定 ボッシュ

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ボッシュは2022年5月4日、気候変動対策の一環として、水電解装置のコンポーネントの開発に着手すると発表した。2020年代末までに、最大で5億ユーロを同分野に投資する予定としている。

水電解装置とは、水を電気分解により水素と酸素に分離する装置を指す。同装置を用いることで、温室効果ガスが発生しない「グリーン水素」を生成することが可能となる。

同装置において重要となるのがスタックだ。直列に接続した数百の個別セルから構成されるもので、各セルで水を水素と酸素に分解する。

ボッシュは、スタックにコントロールユニットやパワーエレクトロニクス、各種センサーを組み合わせた「スマートモジュール」の開発を進める。2023年のパイロットプラント稼働開始、2025年以降の供給開始を計画しており、ドイツやオランダ、オーストリア、チェコ共和国といった複数の欧州拠点で量産する予定となっている。

同モジュールは、10メガワット以下の小型装置からギガワットレベルの陸上/洋上プラントまで幅広い用途で使用可能。既存のプラントをグリーン水素の製造拠点に転換する場合にも用いることができる。また、ボッシュのクラウドサーバーに接続することで、水素製造の高効率化やスタックの耐用年数延長が可能となる。

さらに、柔軟なメンテナンスを可能とすべく、水電解装置にはモジュラーデザインを採用する。これにより、例えば定期的なメンテナンス作業の際に、プラントの一部のみの停止に留めることが可能となる。

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