FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)とは? 仕事内容から年収、必要なスキルまで解説!

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FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)とは?

FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)とは、顧客と技術的な内容のやり取りを受け持つエンジニアのことです。仕事の受注については営業スタッフが中心となって行いますが、詳しい技術的な内容はFAEがサポートする必要があります。「技術営業職」と言われることもあるように、技術に加えて営業的な能力も要求される仕事内容となっています。

技術と営業のどちらの能力が重視されるのかは、それぞれの会社や職場によって異なりますが、技術力だけでは通用しない点に注意しなくてはなりません。エンジニアという名称が付いているのだから、技術力だけを高めておけば問題ないだろうと、顧客とのやり取りを軽視していると、仕事が上手くいかないことになります。

契約する際などに詳細な技術内容のすり合わせが欠かせない場合は、FAE自らが主導権を持って営業活動することも少なくありません。顧客からは、FAEも取引先を代表する社員と考えられていますから、受注する内容に責任を持って交渉する必要があります。コストやスケジュールなど自社内の事情についても、十分に理解して仕事にあたることになります。

FAEは顧客から信頼される立場にあるため、大規模なプロジェクトが立ち上がった際には、開発作業の手助けをするために、一時的に顧客先に常駐するようなケースも少なくありません。

FAEは、顧客の要望に応えて営業活動を成功させることが目的となりますので、臨機応変に行動して顧客が満足するようにしなくてはなりません。

FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)の気になる年収とは?

FAEは、実際の売上に貢献する職種であるために、エンジニアの中では給与に関して高待遇を得やすくなっています。開発のみを専門とするエンジニアよりも、仕事の結果が金額ベースで評価しやすい点が、FAEが高収入であることの理由の一つです。20代でも400万円以上の収入を得るのも難しいことではなく、実績を積み上げれば40代で年収を1000万円以上にすることも可能です。

外資系企業のように成果をシビアに評価するような会社で、具体的に成果を出し続けることができれば、年齢に関係なく高収入を得ることもできる仕事です。国内企業の一般的なエンジニアよりも、何ランクも上の収入を得ているFAEもいます。

さらに、仕事で使える外国語の能力も備えていれば、より良い収入が期待できます。

FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)の将来性とは

近年は、最新の技術が次々と登場するため、今持っている技術だけでは今後もエンジニアとして通用するとは限りませんが、FAEの場合は技術力に加えて顧客との折衝能力も重視されるため、FAEとして認められれば長期間活躍することも可能です。

顧客とやり取りをすることで、最新の技術に触れる機会が豊富にありますから、得がたい勉強のチャンスともなりますし、顧客から評価されれば簡単に職務を外れることもなくなります。評価してくれる顧客が増えれば成績も良くなるので社内での待遇も良くなり、さらにキャリアアップできる可能性が高まります。

半導体製造装置に関連する求人が増加傾向にあると言われるように、会社の売上に直結するFAEの仕事は、さまざまな業界で今後さらに重要性が増すでしょう。

FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)とセールスエンジニアの違い

FAEとセールスエンジニアの違いは、明確ではありません。同じ仕事内容でも業界や会社によって、FAEとセールスエンジニアのどちらの名称も使われることがあります。

しかし、セールスエンジニアは、技術営業職と呼ばれることもあるように、営業職としての傾向が強くなることもある点に注意する必要があります。

実際に仕事をしてみると自分が思った内容とズレがあるということもありますから、FAEとして働きたい場合は、入社する前に具体的な仕事内容を確認しなくてはなりません。エンジニアとして技術力を磨いていきたいと思っていたのに、営業に偏った仕事を任せられたなどということがないように、しっかりと事前に確認をしておくことが肝心です。

FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)に向いている人の特徴

FAEは、顧客と話しながら営業活動を進めることになるため、相手の言うことをしっかりと理解して的確に応対する能力が不可欠です。自分だけが理解して開発できれば良いという訳ではありません。営業の一部を担う仕事である以上は、顧客を第一に考えて納得してもらいながら仕事を進めることが重要です。そのため、技術分野に詳しいだけではなく、人と話すことが好きな人が向いている職種となります。

さらに、業界や最新技術の話題にも詳しい方が会話も弾みますから、業界経験の長い人や技術動向に興味を持ってアンテナを張り巡らせている人が向いています。顧客の抱える問題や課題を解決できるようにと、常に勉強を続けられることも重要視されます。

FAE(フィールドアプリケーションエンジニア)に必要なスキルは?

開発作業のみを行うエンジニアとは異なり、FAEとして必要となるスキルは高度な技術力だけでは不十分です。さらに、異文化理解、コミュニケーション能力、フレキシブルさ、完遂力などの能力が必要となります。

異文化理解

グローバル化が進む現代では、仕事関係で海外の人々とやり取りすることも多くなりました。特にFAEは海外出身者の顧客と折衝する機会も増えるため、異文化を理解しておくことも必要です。日本国内だけで通用する常識に囚われていると、知らないうちに顧客の機嫌を損なうなどして、取引でマイナスの結果を引き寄せてしまうことにもなりかねません。また、社内に海外出身の人がいる場合も同様です。広い視野を持って、十分に異文化を理解する姿勢が求められます。

コミュニケーション能力

顧客とのやり取りが業務の中心となるFAEの場合、コミュニケーション能力は必須のスキルです。いくら高い技術力を持った人でも、相手の要求に応えて適切なコミュニケーションをとれないようでは、FAEの仕事は務まりません。

相手がきちんとした内容を提示できない場合でも言外の意味をも読み取とり、的確なアドバイスを行って間違った方向に行かないように誘導しながら、仕事を進めていけるようなコミュニケーション能力を持つことが肝心です。

フレキシブルさ

開発するものだけを相手にするエンジニアと違って、FAEは顧客とやり取りしながら結果を出す必要があります。そのため、それまでの方針や詳細などを、顧客の要求に応じて変更しなくてはならないケースも出てきます。

そのような場合、従来の方針などにこだわり過ぎてしまうと、仕事を受注することが難しくなってしまうので、フレキシブルに対応するスキルが重要です。就業する業界の慣例や社内のルールなどもあるでしょうが、フレキシブルな対応をして、顧客を満足させるスキルも不可欠です。

完遂力

エンジニアに仕事をやり遂げる能力は欠かせませんが、FAEは顧客と直接関わるだけに途中で仕事を放り出す訳にはいきません。中途半端なものを顧客に提示してしまうと、会社全体の信用を失ってしまうだけに、完遂力も欠かせないスキルです。

顧客に話す内容については事前に十分調査する必要がありますし、関係する仕事はきちんとした結果が出るようにスケジュール調整して行うことが重要です。自分の行動によって会社全体の評価が決まるという自覚を持たなくてはなりません。

まとめ

このようにFAE(フィールドアプリケーションエンジニア)は、技術的な内容を中心に顧客と交渉しながら、仕事を進めていく職種です。やりがいも感じられて収入面でも恵まれた仕事なので、開発業務だけでは物足りないと感じるエンジニアは、FAEの仕事をすることを検討してみるのも良いでしょう。社外の人達から、日々新鮮な刺激を受けることができますし、エンジニアとしての成長を促してくれる環境に身を置くことに、喜びを感じる人も少なくありません。



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