生成AIと3Dプリントを融合した、米Syntilayのカスタムシューズ

米Syntilayが、生成AIによるデザインと3Dプリントを活用して製造した靴を発売している。価格は約150ドル(約2万3000円)だ。

同社は、Reebokの創設者であるJoe Fosters氏などがアドバイザーを務めるスタートアップ企業だ。最初の段階となる靴のコンセプト画像の生成には、AIソフトウェア「MidJourney」を使用している。コンセプト画像に基づいてデザイナーが作成したスケッチを工業デザイン用AIソフトウェア「Vizcom」で3Dモデル化し、デザインの各段階でAIを活用して作業時間を大幅に短縮した。

3Dプリントに関しては、「Air Max 1000」でNikeともコラボした3Dプリントシューズメーカーである独Zellerfeldと協力し、3Dプリントの各レイヤーをスマートに構造化し、耐久性を高めた。さらに、プリント時に購入者の足をスマホなどのカメラでスキャンすることで、よりフィットした形状にする個別化も図っている。

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