タグ:セメント
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海岸線の侵食を止める――帯電させた砂で「ナチュラルセメント」を開発
気候変動や海面上昇に伴い、海岸浸食の脅威は高まっている。21世紀末までに世界の海岸の26%が流出するという報告もある。この問題の解決策として、米ノースウェスタン大学の研究チームは、アサリやムール貝のような貝殻をもつ軟体動…詳細を見る -
二酸化炭素をナノファイバーとして固定する実用的な技術を開発
ブルックヘブン国立研究所とコロンビア大学の研究チームが、二酸化炭素(CO2)からカーボンナノファイバー(CNF)を合成し、温室効果ガスを長年にわたって封じ込める技術を開発した。 同研究成果は2024年1月11日、「…詳細を見る -
真の「ゼロエミッション」で製造されるセメントが、工業規格のASTMに準拠
セメント製造の米Sublime Systemsは2023年9月15日、同社のセメント「Sublime Cement」が、工業規格である「ASTM C1157」指定を取得したと発表した。化石燃料や石灰石を使用しない製造プロ…詳細を見る -
安価なセメントとカーボンが原料――MIT、再生可能エネルギー貯蔵用スーパーキャパシターを開発
MITの研究チームが、豊富で安価なセメントと水、カーボンブラックを使って、大量の電力を貯蔵できるスーパーキャパシターを考案した。セメントの水和反応中に、材料に形成される分岐状開口部にカーボンブラックが浸透し、ワイヤ状導電…詳細を見る -
MIT、コンクリートに二酸化炭素を固定化する手法を開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、コンクリートの養生の早期段階で炭酸ガス(CO2)を吸収させることで、構造物の機械的信頼性を損なうことなく、セメント製造に伴う温室効果ガス大量排出による環境負荷を軽減する手…詳細を見る -
原料は火星の砂とジャガイモ――火星での居住施設建設向けに「宇宙コンクリート」を開発
マンチェスター大学の研究チームが、結合剤としてセメントではなくジャガイモの澱粉を用い、火星や月の表面土壌を固めて、レンガ状の建設資材、宇宙コンクリート「StarCrete」を製造する手法を考案した。結合剤である澱粉は、宇…詳細を見る -
セメント製造の脱炭素化を目指すプロジェクト――化石燃料の代わりに集光型太陽熱エネルギーを活用
スイスに本拠を置くクリーンエネルギー企業のSynhelionと、メキシコに本拠を置く建設資材メーカーのCEMEXは、2023年2月16日、セメント製造の脱炭素化を目指す共同プロジェクト「Solar MEAD」に対して、米…詳細を見る -
数千年の寿命の秘密――MIT、ローマンコンクリートが持つ「自己修復性」を解明
MITを中心とする研究チームが、ローマ時代のコンクリート構造が数千年に渡る耐久性を維持しているメカニズムについて解析し、コンクリート中に分散する「ライムクラスト」の存在が主要な役割を果たしていることを明らかにした。この知…詳細を見る -
世界で初めて、コンクリートがれきを100%リサイクルした硬化体の製造技術を開発 東京大学
東京大学は2022年8月9日、コンクリートがれきを粉砕して圧縮成形し、高圧水蒸気で処理することで、コンクリートがれきを100%リサイクルした硬化体(以下、リサイクルコンクリート)を製造する技術を世界で初めて開発したと発表…詳細を見る -
鉄筋コンクリート構造体の腐食予測に必要な新たなアプローチを提案
スイスとアメリカ、カナダ、ノルウェーの研究者グループが、鉄筋コンクリート構造における腐食損傷を予測する理論において、従来の臨界塩化物イオン濃度だけに頼らない新しいアプローチの必要性を提唱している。多孔性のコンクリートの特…詳細を見る