タグ:Scientific Reports
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ベッドサイドで傷を治すモバイルバイオプリンター
火傷や怪我で広範囲の傷を負った患者のベッドサイドにバイオプリンターが運ばれ、皮膚の組織を患部に直接プリントして治す。そんな技術が米ウェイクフォレスト再生医療研究所(WFIRM)で開発された。技術の詳細は、電子ジャーナル『…詳細を見る -
高い充放電特性を示すナトリウムイオン電池用電極材の研究
名古屋工業大学の研究チームは、新しいナトリウムイオン電池(SIB)用カソード材料の特性について発表した。優れたハイレート性能とサイクル特性を持ち、電気自動車など大型バッテリーの性能向上が期待される。研究成果は、2018年…詳細を見る -
体内で鉱物を作る「バイオミネラリゼーション」――軟体動物が磁鉄鉱を形成するプロセスが明らかに
岡山大学の根本理子特任助教と米カリフォルニア大学リバーサイド校のDavid Kisailus教授らの研究チームは、軟体動物の一種である「ヒザラガイ」が体内で磁鉄鉱を形成する仕組みの一部を解明したと発表した。生物が体内で鉱…詳細を見る -
ミツバチのコーナリングもスローインファストアウトーーハイスピードカメラによるミツバチの飛行方法解析
車は猛スピードでカーブに進入すると、タイヤが横滑りを起こす。空中を飛び回るミツバチはどうやって急旋回しているのだろうか?豪クイーンズランド大学脳科学研究所の研究チームは、ハイスピードカメラを使って定量的に解析し、ミツバチ…詳細を見る -
剛性と振動吸収性を併せ持つ新材料を開発――交通手段の快適性向上の可能性
イギリスのサリー大学機械工学科のBetar Gallant准教授らが2018年10月1日、金属と同じくらい硬いにも関わらず、強い振動に耐えられる柔軟性を併せ持つ新材料を開発したと発表した。この革新的な材料は自動車製造業界…詳細を見る -
量子コンピューター実現のカギとなる「量子スピン液体」を示す新材料
オレゴン州立大学OSUの研究チームが、量子コンピューターのキーとなる可能性がある物質を見出した。オスミウム(記号Os)を用いた無機化合物で、絶対零度近くに冷却しても、電子スピンの向きが整列しない「量子スピン液体」の状態示…詳細を見る -
不均一なナノ組織を持つ合金の方が優れた力学特性――京大、高強度・高延性のハイ・エントロピー合金を作製
京都大学は2018年2月19日、不均一なナノ組織(ヘテロ・ナノ組織)を持つ高強度・高延性のハイ・エントロピー合金の作製に成功したと発表した。試験片で計測したところ、均一なナノ組織を持つ合金よりも優れた力学特性を示したとい…詳細を見る