- 2024-11-11
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- Energie Steiermark, L566H, Liebherr, STRABAG, ディーゼル燃料, モビリティ, 大型ホイールローダー, 採石場, 水素, 水素エンジン, 水素充填ステーション
スイスのLiebherrは2024年10月10日、水素エンジン搭載の大型ホイールローダー「L566H」のプロトタイプを、オーストリアのSTRABAGに提供してテストを開始すると発表した。
L566Hは、水素燃料を使用することで年間最大100トンの二酸化炭素(CO2)を削減できる。これは約3万7500リットルのディーゼル燃料に相当する。建設分野の大型車両は、エネルギー需要が高いため電動化が難しいモビリティだが、水素技術によりCO2の削減が可能になる。
テストはオーストリアのグラートコルンにある採石場で、今後2年にわたり実施される予定だ。現在、採石場ではL566Hに直接燃料を補給するための水素充填ステーションを建設している。オーストリアのEnergie Steiermarkが、このプロジェクトに向けてグリーンな水素を供給する。
オーストリアのLeonore Gewessler連邦大臣(気候変動対策、環境、エネルギー、モビリティ、イノベーション、テクノロジー担当)は、温室効果ガスやその他の有害ガスの削減に対するLiebherrの模範的な取り組みと、水素技術のテストにおけるSTRABAGとの協力を賞賛している。
関連情報
Pioneering work in the quarry: Liebherr and STRABAG test hydrogen wheel loader – Liebherr