タグ:海水
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太陽エネルギーと廃タイヤを使用した低コストの海水淡水化装置を発表
カナダのダルハウジー大学の研究チームは、2024年10月31日、使用済みタイヤを利用して、太陽エネルギーを動力源として低コストで携帯可能な、海水を淡水化する装置を発表した。 この装置は海水淡水化に加えて小規模な熱電…詳細を見る -
太陽エネルギーの93%を利用して海水から飲料水を製造する装置を開発
カナダのウォータールー大学は9月11日、同大学と香港理工大学の共同研究チームが、太陽エネルギーの93%を利用して海水から飲料水を製造する装置を開発したと発表した。 海水淡水化は、世界の人口と水消費量の急速な増加によ…詳細を見る -
アルミニウムと海水とカフェインから水素燃料を生成する手法を考案 MIT
飲料用缶にも使用されているアルミニウムと水を接触させると、水素と熱が発生する。しかし、この反応はアルミニウムが純粋な状態でのみ可能だ。アルミニウムは空気中ですぐに酸化するため、薄いバリアのように表面を酸化アルミニウムが覆…詳細を見る -
淡水と海水、浸透圧の違いで発電する「塩電池」向けに高効率な半透膜を開発
淡水と海水が混じり合う河口域では、河川水の流れによって塩分濃度に勾配が生じる。アメリカ化学会(ACS)は2024年4月24日、中国の研究チームが、この塩分濃度の勾配から浸透圧エネルギーを吸収して、高出力で発電する半透膜の…詳細を見る -
核燃料ウランの原料として海水を利用する方法を開発
中国の東北師範大学の研究チームが、原子炉の燃料として広く使われているウランの供給源として、海水の利用に成功した。 同研究成果は2023年12月13日、「ACS Central Science」誌に掲載された。 …詳細を見る -
淡水化も精製も不要――海水から直接水素を製造する安価な手法を開発
オーストラリアのアデレード大学化学工学科の研究チームが、淡水化や精製、アルカリ化などの前処理プロセスなしに、天然の海水をそのまま原料として直接電気分解し、水素を安価に製造する手法を考案した。表面にCr2O3層を導入したC…詳細を見る -
太陽の熱と自然対流を利用――低コストな淡水化システムを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)と上海交通大学の研究チームは、太陽光を利用して、低コストかつ効率的に海水を淡水化できるシステムを開発した。従来と異なり、毛管現象を利用しないシステムとすることで、装置への塩分の付着を防ぎ…詳細を見る -
水素燃料を海水から採取するナノ材料を開発――非貴金属を用いて高効率/高安定の電気分解を実現
米セントラルフロリダ大学(UCF)の研究チームは、海水を酸素と水素に効率的に分解できるナノ材料を開発した。水を水素と酸素に分解するプロセスは電気分解として知られているが、豊富に存在する非貴金属を用いた場合、効率や安定性が…詳細を見る -
数分で海水から99.9%の塩を除去するナノファイバーメンブレン
WHOによると、世界で7億8500万人以上の人が清潔な飲料水を入手できていないという。人間の生活に必要な淡水は地球上の全水量の2.5%に過ぎず、地球表面の70%以上を覆っている海水は利用できないのが現状だ。 研究者…詳細を見る -
MIT、安価で効率的な太陽光による淡水化システムを考案
MITと上海交通大学の研究チームは、太陽光を利用した海水の淡水化システムを考案した。フラットな蒸発器と凝縮器の複数セットを垂直に積み上げ、透明なエアロゲル断熱材で覆った構造で、1m2あたり1時間に5.78L以上の新鮮な飲…詳細を見る