タグ:有機分子
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電界放射顕微鏡を用いた単一分子の電子軌道のイメージングに成功し、原理を明らかに 筑波大学
筑波大学は2023年6月22日、電界放射顕微鏡という技術を用いて、針先に吸着した有機半導体分子から放射された電子(電界放射)を投影すると、単一分子の電子軌道をイメージングできることを発表した。今後の超原子分子軌道(SAM…詳細を見る -
半導体の材料開発にVRを活用――無機基板と有機分子の相互作用メカニズム解析に有効 レゾナック
レゾナックは2023年2月15日、VR(仮想現実)を半導体の材料開発に活用することに成功したと発表した。同発表によると、半導体材料開発へのVR導入は今回が国内初の事例になるという。 今回は第1弾として、CMPスラリ…詳細を見る -
二酸化炭素をとらえて機能性有機分子へ変換できる多孔性材料を開発――プロペラ様の構造がゲートとして二酸化炭素を通過/捕捉 京都大学など
京都大学は2019年10月9日、東京大学や中国江蘇師範大学と共同で、選択的に二酸化炭素をとらえて有用な有機分子に変換できる多孔性材料を開発したと発表した。 活性炭やゼオライトに代表される多孔性材料は、多くの細孔が空…詳細を見る -
無機物と有機物を組み上げた三次元ナノ構造体の新設計法を開発――化学品合成やセンサー、電池材料への応用が可能に 東大
東京大学は2019年4月24日、モリブデン酸化物クラスターと有機分子を用いた「三次元ナノ構造体」の新設計法を発見したと発表した。これにより、金属酸化物クラスターの構造や機能を生かした、新たな幾何学構造の設計やナノ空隙内の…詳細を見る -
理研ら、AIによる有機分子の設計と実験的検証に成功――機能性分子の開発が加速
理化学研究所(理研)と物質・材料研究機構(NIMS)は2018年8月24日、人工知能 (AI) を用いて、所望の特性を持つ合成可能な有機分子の設計に成功したと発表した。 古くから、望みの特性を持った有機分子を計算機…詳細を見る -
慶應大、有機分子で電子のスピンを制御――変換効率の向上が可能に
慶應義塾大学は2018年3月27日、金属をベースとしたスピントロニクス素子の機能を、有機分子により制御する新原理を明らかにしたと発表した。 スピントロニクス技術は電子の電気的性質(電荷)の流れである電流に加え、電子…詳細を見る