カテゴリー:技術ニュース
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130年来の難問を解決――沖縄科学技術大学、パイプラインを通過する「遷移流」の摩擦の法則を発見
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は2018年2月1日、130年来の疑問だったパイプラインにおける「遷移流」の摩擦の法則を、同大学の研究チームが発見したと発表した。石油精製所などの産業現場で流体がパイプラインを遷移流とし…詳細を見る -
産総研と東大、光子・粒子・電磁波用超伝導検出器の画素数を従来の5倍以上に増大する読出回路を開発
産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月1日、東京大学と共同で、1本の読出線上に従来の5倍となる1000画素以上の信号を載せることができる、超伝導検出器用の信号読出回路を開発したと発表した。汎用型高性能計測器の小型化…詳細を見る -
古代エジプトの技術にヒントを得て、燃料電池用新型触媒を開発
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の研究チームは、古代エジプトの金メッキの伝統技術からヒントを得て、現代の最先端技術である燃料電池を改良する手法を考案した。コバルトのナノ粒子から成るコアの表面を白金のナノ粒子の薄い被膜で…詳細を見る -
鉄系超伝導の起源解明に期待――NIMSや立命館大ら、1111型鉄系超伝導体母物質の電子状態解明
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年2月1日、立命館大学らと共同で、鉄系超伝導体探索のもととなる母物質「CaFeAsF」の電子状態を実験的に解明し、ディラック電子と呼ばれる特殊な電子の存在を確認したと発表した。高温…詳細を見る -
バイオイメージングなどに応用できる水溶性の湾曲ナノグラフェンを開発 名大など
名古屋大学および科学技術振興機構(JST)の伊丹健一郎教授らの研究グループは2018年1月31日、湾曲したナノグラフェンを水溶化する方法を開発し、これがヒト培養細胞の細胞小器官に局在し、光によって細胞死を誘導する機能をも…詳細を見る -
電磁濃縮法により985テスラという強力な磁場発生と、その測定に成功 東大
東京大学物性研究所の嶽山正二郎教授、中村大輔助教、澤部博信技術職員の研究グループは2018年1月31日、電磁濃縮法という超強磁場発生方法により985テスラという強力な磁場を発生し、それを高精度に計測することに成功したと発…詳細を見る -
BMW、デトロイトモーターショーでEVコンセプトカー「iNext」を発表
BMWは2018年1月15日、北米国際自動車ショー(NAIAS)2018において、航続距離700kmのEV「iNext」を2021年に市場投入すると発表した。「Tesla Model 3」の対抗車種と見られており、航続距…詳細を見る -
東北大、結晶に特定方向の力を加えることで超伝導を制御できることを発見
東北大学は2018年1月30日、ウラン化合物強磁性体URhGeに力を加えることで、磁場誘起超伝導から新たな超伝導相を生み出すことに成功したと発表した。 ウラン化合物強磁性体 URhGeは、本来は共存できない超伝導と…詳細を見る -
東大、超高速メモリーへ応用可能な光誘起マルチフェロイクス状態の発現に成功
東京大学は2018年1月30日、強磁性と強誘電性が共存するマルチフェロイクス状態を、超短パルスレーザー照射によって、1兆分の1秒以下の非常に短時間で発現させることに成功したと発表した。 物質内部のミクロな磁石の方向…詳細を見る -
弾丸も貫通しない強度をそなえた2層グラフェン「diamene」
炭素原子がハニカム状に並んだ厚さ原子1個分のシート状の物質グラフェンは、柔軟で伸縮性があり、かつ極めて高い引っ張り強度を持つ素材だ。そのグラフェンの製造方法や利用方法を巡って世界中で研究開発が盛んに行われているが、ニュー…詳細を見る