カテゴリー:技術ニュース
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40%軽量化、引張強度は超々ジュラルミンの2倍以上――Bugatti、3Dプリンターでチタン製ブレーキキャリパーを製造
フランスの自動車メーカーBugattiは2018年1月、3Dプリンターを使って製造したチタン製ブレーキキャリパーを披露した。同部品の量産化に向けた車両試験を、2018年上半期にも開始する計画だ。 同部品のサイズは、…詳細を見る -
CO2を有用化合物に効率的に還元できる電極材料を、名工大とデンソーが開発
名古屋工業大学は2018年2月21日、同大学とデンソーによる研究グループが、イオン液体と有機分子によって二酸化炭素を低い過電圧で効率的に還元し、ギ酸やメタノールなどの有用化合物に変換できる電極材料の開発に成功したと発表し…詳細を見る -
ローム、完全銀レス化した赤色LEDを開発――黒変を防ぎ、光度残存率を約40%改善
ロームは2018年2月20日、完全銀レス高光度赤色LED「SML-Y18U2T」を開発したと発表した。赤色LEDを完全銀レス化したのは、業界初だとうたっている。 従来品は、素子ダイボンディングに使われている銀ペース…詳細を見る -
不均一なナノ組織を持つ合金の方が優れた力学特性――京大、高強度・高延性のハイ・エントロピー合金を作製
京都大学は2018年2月19日、不均一なナノ組織(ヘテロ・ナノ組織)を持つ高強度・高延性のハイ・エントロピー合金の作製に成功したと発表した。試験片で計測したところ、均一なナノ組織を持つ合金よりも優れた力学特性を示したとい…詳細を見る -
「運河のテスラ」と呼ばれる自律航行式電動コンテナ船、2018年夏に進水予定
オランダの海運会社「Port-Liner」が所有する、「運河のテスラ」と呼ばれる電気推進コンテナ船が、2018年8月に進水することが明らかになった。 このコンテナ船は、全長52メートル、全幅6.7メートルの自律航行…詳細を見る -
トヨタ、省ネオジム耐熱磁石を開発――ネオジムを最大50%削減、EV駆動用で10年以内に実用化へ
トヨタ自動車は2018年2月20日、ネオジム(Nd)使用量を最大50%削減しつつ、高温環境でも使用可能なモーター用の新型磁石「省ネオジム耐熱磁石」を開発したと発表した。 省ネオジム耐熱磁石ではネオジムの一部を、レア…詳細を見る -
引っ張ると付着力が大幅に減少するゴムシート――スポーツ用品のグリップなどへの応用に期待
産業技術総合研究所は2018年2月19日、引っ張ることで簡単に付着力を変化させられるゴムシートを開発したと発表した。新感覚のスポーツ用品のグリップ、高精度なロボットハンドなどへの応用が期待されるという。 同研究所に…詳細を見る -
皮膚に直接貼り付けて使用できるスキンディスプレイを東大と大日本印刷が開発
科学技術振興機構(JST)は2018年2月18日、東京大学と大日本印刷が共同で、薄型で伸縮自在な皮膚に直接貼り付けて使用できる「スキンディスプレイ」の開発に成功したと発表した。 JSTによると、超高齢化社会を迎える…詳細を見る -
光をあてる方向によりさまざまな形に変化する有機結晶――大阪市立大などが発見
大阪市立大学は2018年2月19日、カリフォルニア大学との共同研究グループが、光をあてる方向を変えるとさまざまな形状に変化する結晶を発見したと発表した。 光の刺激によって駆動するフォトメカニカル材料は、非接触で遠隔…詳細を見る -
Samsung Electronics、ビットコインマイニング用ASICの量産を開始
韓国の半導体大手Samsung Electronicsが、仮想通貨(cryptocurrency)のマイニング用ASIC(特定用途向け集積回路)の生産を開始したことが明らかになった。韓国メディアThe Bellの伝えると…詳細を見る