タグ:超伝導
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パラジウムを使った優れた高温超伝導体の研究
ウィーン工科大学と日本の理化学研究所などの共同研究チームが、酸化物高温超伝導体の転移温度をもっと高温にできる材料系として、パラジウム酸化物系が最適であることをコンピューターシミュレーションによって見出した。従来から高温超…詳細を見る -
電気スイッチ一つで絶縁体を高超伝導体に繰り返し切り替え――全固体素子で液漏れの心配なし 北海道大
北海道大学は2021年11月19日、同大電子科学研究所の研究グループが、電気スイッチ一つで絶縁体を超伝導体に繰り返し切り替えることに成功したと発表した。研究成果は2021年11月4日付で『ACS Applied Mate…詳細を見る -
電子が個別粒子ではなく、液体のように振る舞う超伝導体を発見
ボストンカレッジ(BC)とフロリダ州立大学、テキサス大学ダラス校の共同研究チームが、金属系超電導体NbGe2において、電子とフォノン(格子振動量子)の強い相互作用により、電子運動が格子振動によって散乱されず、電子とフォノ…詳細を見る -
鉄系超伝導体の超高速な結晶構造変化の観測に成功 東大ら
東京大学物性研究所、高輝度光科学研究センターなどの研究グループは2021年9月10日、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを使い、鉄系超伝導体BaFe2As2における結晶構造の超高速変化を直接観測することに成功…詳細を見る -
米ロチェスター大、室温領域での超伝導に成功――260万気圧、14℃で実現
米国ロチェスター大学の研究チームが、世界初となる室温領域での超伝導実現を報告した。ダイヤモンドアンビルセルを使用した超高圧下で生成した炭素質水素化硫黄の金属固体が、約267GPa(260万気圧)の圧力下で14℃において超…詳細を見る -
超伝導を電圧でオンオフできる、「魔法の角度」をもった積層2Dグラフェンを作製
テキサス大学(UT)オースティン校を中心とする国際研究チームが、2層から成るグラフェンシートの各々の方向を、1.1度で正確に回転させると、近接する幾つかの電子エネルギー準位で、超伝導状態と絶縁状態が交互に生じることを明ら…詳細を見る -
グラフェン超伝導材料の原子配列を解明――薄くて柔らかい、原子スケールの2次元超伝導材料の開発に新たな道 東大ら
東京大学、早稲田大学、日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構の研究グループは2019年11月14日、これまで未解決だった超伝導を示す炭素原子層物質グラフェンとカルシウムの2次元化合物の原子配列を「全反射高速陽…詳細を見る -
超伝導体中のクーパー対を2本のナノ細線上に弾道的に分離することに成功 理研と東大
科学技術振興機構は2019年10月5日、理化学研究所と東京大学が共同で、並列に配置された2本の半導体ナノ細線上にジョセフソン接合を形成し、超伝導体中のクーパー対を構成する2つの電子を2本のナノ細線へ、高効率で弾道的に分離…詳細を見る -
トポロジカル絶縁体の超電導界面で超伝導電流の整流効果を観測――磁場で制御可能な超伝導電流ダイオードへの応用に期待 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月21日、トポロジカル絶縁体の超伝導界面において、超伝導電流の整流効果を観測したと発表した。 今回の研究成果は、安田憲司客員研究員(マサチューセッツ工科大学博士研究員)、十倉好紀グ…詳細を見る -
1つの試料で超伝導の発現条件を明らかに――強相関物質を用いた有機トランジスタで、電子の「数」と「動きやすさ」を同時に制御 理研など
理化学研究所は2019年5月11日、強相関物質を用いて柔軟な有機トランジスタを作製し、1つの試料で電子の数と動きやすさを同時に制御することで、超伝導の発現条件を明らかにしたと発表した。同研究は、自然科学研究機構分子科学研…詳細を見る