カテゴリー:技術ニュース
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濡らすと強力に接着し乾くと分離する――水中で強力な接着力を示すハイドロゲルフィルムを開発
韓国蔚山科学技術大学(UNIST)の研究チームが、水中など湿潤な環境で強力な接着力を示すハイドロゲルフィルムを開発した。表面に形成した微細構造がインターロックし、船体や海洋構造物に付着する貝類よりも強い接着力を発揮する。…詳細を見る -
SpaceXの「Falcon 9」ロケット、打ち上げに成功し、洋上に着水
アメリカの民間宇宙企業SpaceXは2018年1月31日、ケネディスペースセンターから「Falcon 9」ロケットを打ち上げ、ルクセンブルグ初の軍事衛星「GovSat-1」の軌道投入に成功した。 Falcon 9は…詳細を見る -
MIT、メタマテリアルを造形するために必要な微細構造を決定するアルゴリズムを開発
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、特殊な物理特性を示すメタマテリアルを造形するために必要な内部微細構造を選定するアルゴリズムを開発したと発表した。 [caption id="attachment_2…詳細を見る -
99%以上の高純度で半導体型単層カーボンナノチューブを分離――NECなど、印刷エレクトロニクスに適した半導体型CNTの製造技術を確立
NEC、産業技術総合研究所(産総研)、名城ナノカーボンは2018年2月8日、非イオン性分散剤を使い、99%以上の高純度で半導体型単層カーボンナノチューブ(CNT)を分離できる製造技術の確立に成功したと発表した。新エネルギ…詳細を見る -
容器不要で生産性、耐久性に優れる――ガラス材料による全固体型潜熱蓄熱材料を東北大が開発
東北大学は2018年2月7日、優れた潜熱蓄熱特性を持つ二酸化バナジウム(VO2)を酸化物ガラスへ分散複合化した全固体型の潜熱蓄熱材料「VO2分散ガラス」を開発したと発表した。 蓄熱材料は「電池の熱エネルギー版」とし…詳細を見る -
微細な金属材料と樹脂材料の複合立体形成技術を、長野県と地元企業が共同開発
センサーおよびMEMS製品を手がける長野県のテクノロジー・イノベーションは2018年2月7日、同じく長野県の小野田製作所および同県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門と共同で、微細な金属材料と樹脂材料を複合させ立…詳細を見る -
ナノ合金の結晶構造を自由に制御する手法を、京大、九大などが開発 革新的材料の創製に期待
京都大学、九州大学および高輝度光科学研究センター(JASRI)による研究グループは2018年2月6日、ナノ合金の画期的な構造制御法を開発したと発表した。金とルテニウムのナノ合金について、その合成方法を工夫し、同一組成でも…詳細を見る -
量子速度限界が成立するのはミクロな運動だけではない――東北大が物理法則に潜む速度限界を発見
東北大学は2018年2月6日、量子速度限界は量子力学特有の現象ではないことを突き止め、物理法則に潜む速度限界を発見したと発表した。 原子や分子といったミクロなスケールでの運動においては、ある初期状態からその状態と最…詳細を見る -
自動車や飛行機にかかる風圧の強弱を高密度計測できるセンサーフィルム、産総研が開発
産業技術総合研究所(産総研)は2018年2月6日、風圧分布を高密度に計測できるセンサーフィルムを開発したと発表した。 開発されたセンサーは、樹脂フィルムを小さな羽根状の可動構造に形成し、格子状に配列して構成した。各…詳細を見る -
水と似たシリカがガラス化しやすいのはなぜか――東大が局所的構造の類似性と相違点を解明
東京大学の研究グループは2018年2月6日、水とシリカの類似性と相違点を研究し、両者の局所的な液体構造の類似性と相違点をあぶりだすことに成功したと発表した。2018年2月5日付の米国科学アカデミー紀要オンライン版にて、同…詳細を見る