カテゴリー:海外ニュース
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高炉の炉頂ガスを再利用――鉄鋼製造におけるCO2排出量を90%削減する手法を考案
イギリスのバーミンガム大学の研究チームが、鉄鋼製造におけるCO2排出量を90%削減する「炭素リサイクルシステム」を考案した。既存の高炉に適用できる画期的な手法であり、イギリスだけでも5年間で12億8000万ポンド(約20…詳細を見る -
高出力のマイクロ波でドローンの大群を迎撃――Epirusが米陸軍に試作機を提供へ
テクノロジー企業の米Epirusは2023年1月23日、指向性エネルギーシステム「Leonidas」の試作機を、米陸軍に供給すると発表した。契約金額は6610万ドル(約88億円)で、納入先は米陸軍の早期能力重要技術室(R…詳細を見る -
透明なソーラーデバイスの発電によって大気から水を生成する、アフリカのリゾート
イタリアの建築設計事務所MASK Architectsは、アフリカのBAOBAB Luxury Safari Resortに、自給自足するかたちで水を生産する施設を設計した。同施設は、透明なソーラーデバイス「カーテンガラ…詳細を見る -
推力は変わらず、より静かにドローンを飛ばせるトロイダルプロペラ――2022 R&D 100 Awardsを受賞
マサチューセッツ工科大学リンカーン研究所の研究チームは、人間が最も敏感に感じる周波数帯の信号を減少させる、ドローン向けのトロイダルプロペラを作製した。同プロペラは、現在のマルチローター用プロペラに代わるとして、2022年…詳細を見る -
3Dプリントで製造したNASAのロケットエンジン「RDRE」が、試運転に成功
NASAは2023年1月26日、回転デトネーション燃焼方式によるロケットエンジン「RDRE:Rotating Detonation Rocket Engine」の燃焼テストに成功したと発表した。 RDREは、従来の…詳細を見る -
Airbus、航空機向けのレーザー通信端末「UltraAir」の計画を発表
航空機メーカーのAirbusは2023年1月10日、国際的な工業製造企業であるVDLグループとの間で、航空無線用レーザー通信端末「UltraAir」の開発と製造について、パートナーシップ契約を締結したと発表した。 …詳細を見る -
核融合炉のための材料開発――貝殻真珠層類似の微細構造を持つ高強度タングステン合金
バージニア工科大学とパシフィック・ノースウェスト国立研究所の研究チームが、核融合反応で発生する高温や照射条件に耐えられる可能性のある、貝殻構造を模倣したタングステン合金の耐久性要因を解明した。 同研究成果は2023…詳細を見る -
グラフェンなどのさまざまな炭素材料をCO2から生産する方法を開発
ドイツのカールスルーエ工科大学(KIT)の研究チームが、温室効果ガスである大気のCO2からグラファイトやカーボンブラック、グラフェンなどのさまざまな炭素材料を生産する方法を開発した。 気候変動に関する政府間パネル(…詳細を見る -
温度制御により自らの厚みの200倍もジャンプできる新素材を開発
カリフォルニア大学とカリフォルニア工科大学の研究チームが、ホットプレートで熱を加えるとバッタのように空中高く飛び上がる新素材を開発した。同素材は、温度制御で筋肉のように大きな動きとパワーを生み出せるため、生き物のようなソ…詳細を見る -
翼に可動部を持たないDARPAの次世代機の開発計画が、フェーズ2に進展
DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)は、主翼や尾翼に可動部品を持たない制御機構「AFC(Active Flow Control)」を特徴とした、次世代航空機を開発中だ。同組織は2023年1月17日、制御方法の確立を目…詳細を見る