タグ:鉄鉱石
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水素を安価に長期間貯蔵できる反応炉を開発――水蒸気と鉄の酸化還元反応を利用
スイスのチューリッヒ工科大学は2024年8月28日、同大学の研究チームが鉄鉱石と水素の酸化還元反応を利用することにより、水素を安全に長期間貯蔵する手法を考案したと発表した。従来型の水素貯蔵設備に比べて約10倍安価な貯蔵方…詳細を見る -
天然ガス熱分解技術による水素製造実験を開始――炭素を固体として回収 IHI
IHIは2023年12月25日、天然ガス熱分解技術による水素製造実験を開始すると発表した。 今回の実験で用いられる水素製造技術は、天然ガスを加熱して水素と固体の炭素に分解する技術だ。従来の水蒸気改質による水素製造技…詳細を見る -
ラボスケールでマイクロ波を用いた鉄鉱石から鉄への還元に成功 マイクロ波化学
マイクロ波化学は2023年12月13日、ラボスケールでマイクロ波を用いた鉄鉱石から鉄への還元に成功したことを発表した。開発した技術は、水素やバイオマスなどを用いた還元にも適用でき、鉄鋼業界におけるカーボンニュートラル実現…詳細を見る -
高炉の炉頂ガスを再利用――鉄鋼製造におけるCO2排出量を90%削減する手法を考案
イギリスのバーミンガム大学の研究チームが、鉄鋼製造におけるCO2排出量を90%削減する「炭素リサイクルシステム」を考案した。既存の高炉に適用できる画期的な手法であり、イギリスだけでも5年間で12億8000万ポンド(約20…詳細を見る -
推定埋蔵量100万トン――ヨーロッパ最大のレアアース鉱床を発見
スウェーデンの大手鉱山会社LKABが、鉄鉱石の産出で有名な同国最北部のキルナ地域で、永久磁石として最も強力なネオジム磁石に欠かせないレアアース(REE)の巨大鉱床を発見した。ネオジム磁石はEVや発電モーター、携帯機器など…詳細を見る -
微粉精鉱による、CO2を排出しない水素ベースの画期的な直接還元技術を開発――粒径0.15mm未満のあらゆる精鉱に適用可能 英プライメタルズテクノロジーズ
英プライメタルズテクノロジーズは2019年6月26日、鉄鉱石を選鉱した後の精鉱を原料とする、焼結やペレット化などの前処理を全く必要としない直接還元法を世界で初めて開発したと発表した。 温室効果ガス排出を削減する必要…詳細を見る