カテゴリー:化学・素材系
-
科学技術振興機構、光で剥がせる接着材料を開発 高温でも接着力を維持
科学技術振興機構(JST)は2016年7月4日、光に応答して形を変える分子を新たに合成し、光で剥がせるタイプの新しい接着材料を開発したと発表した。高温でも充分な接着力を維持し、紫外光を当てることで数秒で剥がせるため、さま…詳細を見る -
ジーエスユアサテクノロジー、宇宙用リチウムイオン電池のラインアップを拡充
GSユアサグループのジーエスユアサテクノロジーは2016年7月5日、宇宙用リチウムイオン電池のラインアップを拡充したことを発表した。新たに4機種を追加し、42Ahから190Ahまでの幅広い容量に対応した。 新たに追…詳細を見る -
300℃を超える耐熱性のアルミニウム・セリウム合金――アメリカのレアアース生産を加速させる可能性も
アメリカのオークリッジ国立研究所やローレンス・リバモア国立研究所の研究者たちがつくるチームが、耐熱性が高い上に鋳造しやすいアルミニウム・セリウム合金の研究開発に取り組んでいる。 アルミニウム・セリウム合金は溶融・鋳…詳細を見る -
NEC、カーボンナノホーンの繊維状集合体「カーボンナノブラシ」の作製に成功
日本電気(NEC)は2016年6月30日、カーボンナノホーンの繊維状集合体「カーボンナノブラシ」の作製に成功したと発表した。 カーボンナノホーンは、直径2~5nm×長さ40~50nmの角の形をしたナノ炭素構造体。従…詳細を見る -
東大、燃えにくい電解液を用いた4.6Vリチウムイオン電池を開発 高電圧と安全性を両立
2016年6月29日、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の山田淳夫教授と山田裕貴助教らのグループは、物質・材料研究機構、科学技術振興機構との共同研究により、リチウムイオン電池の高電圧作動を可能にする新たな電解…詳細を見る -
汚水が数滴あればLEDを20分点灯できる手裏剣型燃料電池
折り紙で折った手裏剣のような見た目をした燃料電池が開発された。数滴の汚水に含まれる微生物を使って電力をつくり出すことが可能で、バイオセンサーや過酷な環境下で使用する小型デバイスを動かすだけの電力を供給できるという。専門誌…詳細を見る -
産総研、金属有機構造体をセパレータに用いた新型リチウム硫黄電池を開発 電池寿命を改善
産業技術総合研究所は2016年6月28日、筑波大学と共同で、金属有機構造体を電池のセパレータに用いることで安定な充放電サイクル特性を持つリチウム硫黄電池を開発したと発表した。 リチウム硫黄電池は、高い正極容量を示す…詳細を見る -
住友化学、クラフト感のある自然な風合いの樹脂フィルム「WAPO」を発表
住友化学は2016年6月27日、プロダクトデザイナー柴田文江氏とグラフィックデザイナー佐藤卓氏の監修により、クラフト感のある風合いを持つ意匠性樹脂フィルム「WAPO」を開発したと発表した。 WAPOは、樹脂本来の特…詳細を見る -
NTNが高強度の焼結合金を開発、密度7.6g/㎤以上と疲れ強さ660MPa以上を達成
NTNは2016年6月27日、密度7.6g/㎤以上と疲れ強さ660MPa(最大応力1467MPa)以上を達成した高強度の焼結合金を発表した。従来、歯車、カム、ブッシュなどへの焼結合金の採用は限定的だったが、今回開発した焼…詳細を見る -
村田製作所、ラミネートタイプのエネルギーデバイス「UMAL」を発表
村田製作所は2016年6月23日、ラミネートタイプのエネルギーデバイス「UMAL」を発表した。同製品には、薄型ながら大容量、長寿命、低内部抵抗などの特徴がある。 エネルギーハーベストを電源とするワイヤレスセンサネッ…詳細を見る