カテゴリー:化学・素材系
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ナノロボットの動力源となる世界最小・ナノサイズのエンジン「ANTs」を開発――ケンブリッジ大学
ケンブリッジ大学の研究チームが、光(レーザー)によって駆動する世界最小のエンジンを開発した。論文は科学誌『PNAS』に掲載。将来的には、人間の体内で病気を治療するナノマシンなどに組み込むことを想定している。 ナノエ…詳細を見る -
3Dだけでなく“2D”にも注目――MOS2単層を載せた光ナノ共振器、照射した光を70%近く吸収
3Dプリンタなど、これまで2Dだったものを3D化する動きがある一方で、エレクトロニクスやフォトニクスの領域では「2D」に注目が集まっているようだ。 2016年4月に科学誌『2D Materials』が掲載した論文「…詳細を見る -
経験値ゼロで、いきなりハードモード。新卒エンジニアの失敗は、「上司・先輩のサポート不足」が原因か
本コラムは、エンジニア専門の人材紹介会社メイテックネクストのキャリアコンサルタント・河辺真典氏からの寄稿です。旬のキーワードを取り上げ、エンジニアのキャリア形成に役立つ情報を発信していきます。 fa…詳細を見る -
切断しても元通り――フレキシブルな自己修復型電子素材
ペンシルバニア州立大学の研究チームは、柔軟性があり何度も破損しても機械的特性や電気的特性を失うことなく自己修復する電子素材を開発した。 こうした自己修復性は、使用中に繰り返し応力を受けるウェアラブルデバイスに使用す…詳細を見る -
新素材グラフェンで作ったとうたう腕に巻き付けられる次世代スマートフォン
中国のNew China TVによれば、2016年4月21~24日に重慶で開催された第12回中国重慶ハイテクフェアに、腕に巻けるほど柔軟なタッチスクリーンを持つスマートフォンが出展された。映像には、説明員が女性の手首に巻…詳細を見る -
車や街灯に巻き付けて周囲を撮影できるシートカメラ――コロンビア大学が開発
コロンビア大学のShree K. Nayar教授の率いる研究チームは、物体の形に合わせて曲げて貼り付けることが可能なシートカメラを開発した。シートを曲げても画像の歪み/欠損がなく、普通のカメラでは撮影できない超広角で高品…詳細を見る -
山形大、プリンテッドエレクトロニクス事業のベンチャー企業「フューチャーインク」を設立
山形大学は2016年5月17日、同大有機エレクトロニクス研究センター(ROEL)の時任静士教授と熊木大介准教授らの研究グループが、プリンテッドエレクトロニクス技術を事業展開する「株式会社フューチャーインク」を2016年4…詳細を見る -
東北大学、超柔軟構造の極薄液晶デバイスを開発
東北大学は2016年5月13日、極薄のプラスチック基板2枚を微細な高分子壁スペーサで接着した超柔軟構造の液晶デバイスを発表した。 開発したのは、東北大学大学院工学研究科電子工学専攻の藤掛英夫教授、石鍋隆宏准教授らの…詳細を見る -
福岡工業大、焼酎製造で生じる「粕(かす)」を活用した低コスト充電池を開発
福岡工業大学工学部電気工学科の田島研究室は2016年5月11日、焼酎製造時に生じる「粕(かす)」を活用した充電池を発表した。 この充電池は「電気二重層キャパシタ」タイプで、固体と液体との界面にできる電気二重層現象を…詳細を見る -
東京大学、3μmの極薄有機LEDを大気中で29時間動作させることに成功
東京大学は2016年4月16日、同大学院工学系研究科の染谷隆夫教授と横田知之講師らの研究グループが、柔軟性を維持させたまま極薄有機LEDを29時間大気中で動作させるのに成功したと発表した。また、極薄の高分子フィルム上に有…詳細を見る