カテゴリー:エンジニア分野別
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日本精工、鉄道車両向け「動揺防止アクチュエータ」を開発――乗り心地と高速化を両立
日本精工は2018年5月7日、鉄道の乗り心地と高速化の両立に貢献するボールねじ式の制振アクチュエータ「動揺防止アクチュエータ」を開発したと発表した。 鉄道の高速化が進む中、線路のうねりやトンネルでの空気圧によって発…詳細を見る -
世界最高レベルの造形速度を持つ大型鋳造用砂型3Dプリンター――NEDOの成果をもとにシーメットが製品化
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年5月7日、シーメットが、毎時10万cm³の世界最高レベルの造形速度を持つ大型鋳造用砂型3Dプリンターを製品化したと発表した。NEDOのプロジェクト成果をもとに開発…詳細を見る -
電子のスピン機能により、半導体デバイスの廃熱を電気信号として再利用することに成功 京大など
京都大学は2018年5月7日、TDKならびに大阪大学と共同で、電子のスピン機能を用いて、シリコン半導体デバイスで発生する廃熱を電気信号として再利用することに、世界で初めて成功したと発表した。 CMOSトランジスタの…詳細を見る -
エンジ二アの原動力は「つくりたい」という強い想い。挑戦から始まる新製品開発と新たなキャリア――カシオ計算機 黒澤諭氏 堀内雄史氏
平面上に凹凸が表現される“2.5D”。カシオ計算機の「2.5Dプリントシステム・モフレル」は、独自に開発した熱に反応して膨らむ「デジタルシート」を用いて、A4サイズ1枚を約5分で2.5Dに、かつカラープリントにできるシス…詳細を見る -
ネットワークの対称性が発電機群を同期させる――電力ネットワークの同期現象を理論解明 東工大
東京工業大学は2018年5月2日、電力ネットワークのモデリングや解析、制御に関する一連の研究成果をグラフ理論により検討し、ネットワーク結合された発電機群の同期を実現するための基本原理を明らかにしたと発表した。ネットワーク…詳細を見る -
ガスを吸って形状を記憶する柔らかい多孔質結晶を開発――新素材への応用に期待 京大
京都大学は2018年5月2日、同大学の研究グループが、アイルランドおよび米国の研究グループと共同で、二酸化炭素や一酸化炭素を吸収して形を変え、さらにその形状を記憶する柔らかい多孔質結晶の開発に成功したと発表した。さまざま…詳細を見る -
ロールスロイスとボーイング、リアクション・エンジンズに出資
イギリスのリアクション・エンジンズが2018年4月12日、ロールスロイスとボーイングから2650万ポンド(約40億円)の資金を調達したと発表した。リアクション・エンジンズは今回の投資ラウンドで調達した資金を、ジェットエン…詳細を見る -
リチウムイオン電池より数倍高性能――金属リチウム二次電池の実用化を目指す技術開発
デラウェア大学を中心とした国際研究チームが、金属リチウムを電極として利用する際の、より安全で効率的な技術を考案した。高いエネルギー密度が達成できる金属リチウム二次電池の実用化に関して、ボトルネックとなっている金属リチウム…詳細を見る -
「ジュラシック・ワールド」がヒントに――赤外線暗視スコープでも不可視な材料を開発
カリフォルニア大学アーバイン校の研究グループは2018年3月、赤外線暗視装置で見たときに不可視になる材料を開発したと発表した。 引き伸ばしたり電気的な刺激を与えたりすると、同材料の表面は瞬時に滑らかになるか、逆にし…詳細を見る -
理研、ごく微量の有害物質をリアルタイム検出できるSERSセンサーを開発
理化学研究所は2018年5月1日、全フェムト秒レーザー加工技術を利用して、ごく微量の有害物質をリアルタイムで検出できる「3次元マイクロ流体表面増強ラマン散乱(SERS)センサー」を開発したと発表した。 表面増強ラマ…詳細を見る