タグ:ハイドロゲル
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「発汗作用」で温度調節するハイドロゲルアクチュエータを開発
発汗作用で温度調節できるソフトロボットの「筋肉」が、コーネル大学とFacebook Reality Labsの共同研究チームによって考案された。指の大きさに3Dプリントされたハイドロゲル製アクチュエータが、温度変化に従っ…詳細を見る -
高温で瞬時に約2000倍の硬さになる高分子ゲルを開発――事故時のプロテクターや熱吸収材への応用に期待 北海道大
北海道大学は2019年11月19日、低温では柔らかいゴム状態だが、高温で瞬時に約2000倍硬くなる新規高分子ハイドロゲルを開発したと発表した。もう一度低温に戻せば、硬さも元に戻るという。 開発されたゲルは、食品添加…詳細を見る -
磁気を使って遠隔操作――脳血管をすり抜けるほど細い糸状ロボットを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、糸の様に細く磁気で制御できるロボットを開発した。生体適合性のあるハイドロゲルで覆われており、狭く曲がりくねった脳血管を傷つけることなく患部に到達できる。患者の負担が軽減…詳細を見る -
”脳に優しく高性能”な頭蓋内電極を開発――基材をシリコンからハイドロゲルに、材料はすべて有機物
東北大学は2019年9月17日、大学病院臨床研究推進センターと共同で、水分70%以上のハイドロゲルを基材とする頭蓋内電極を開発したと発表した。 電極の材料はすべて有機物。厚さ0.3mmの炭素繊維布(CF)を電極材料…詳細を見る -
イオン濃度で制御でき、ブロックのように組み立てられるハイドロゲル――ソフトロボットやマイクロ流体デバイスへの応用も
米ブラウン大の研究チームは、異なる性質を持った2種類のポリマーを組み合わせることで、グリッパーのように曲げたり、LEGOブロックのように組み立てられるハイドロゲルを開発した。複雑な動きや構造のソフトロボットやマイクロ流体…詳細を見る -
失明の危機を救う治療用コンタクトレンズを開発
ニューハンプシャー大の研究チームが失明の原因となる酵素を不活性化できるハイドロゲルを使ったコンタクトレンズを開発した。副作用も少なく、局所的な目の治療が可能になる。研究結果は2019年1月4日付けの『ACS Biomat…詳細を見る -
力学負荷で強度が変わるハイドロゲルを開発――筋肉のようにトレーニングで強くなる
北海道大学は2019年2月1日、筋肉が筋力トレーニングにより増大/増強するのと同様のメカニズムで、強度や弾性率などが大きく成長するハイドロゲルを同大大学院先端生命科学研究院、国際連携研究教育局、創成研究機構化学反応創成研…詳細を見る -
無電源で動作する物理的論理ゲートを開発――ハエトリソウがヒント
アメリカのペンシルバニア大学工学応用科学大学院の研究チームは、3Dプリンターを使って電源なしで動作する論理ゲートを開発したと発表した。入れ子構造になった条件分岐構造も可能で、水や油の有無といった周辺環境の単純な変化に応答…詳細を見る -
東大など、眼球内に安全に長期埋め込み可能な人工硝子体を発表
東京大学と筑波大学は2017年3月10日、人工の硝子体として眼球内に安全に長期埋め込み可能なハイドロゲルを開発したと発表した。この研究成果は、硝子体手術の合併症や眼への負担を大幅に軽減し、将来的に全ての硝子体手術を日帰り…詳細を見る -
皮膚を模したハイドロゲルをMITが開発――乾燥を防ぎ、血管のように流体を流す
米マサチューセッツ工科大学は、人間の皮膚の構造から着想を得た水ベースの新材料を開発した。 既存のハイドロゲルやお菓子のゼリーなど、ゼラチン状のポリマーが幅広い用途で使われている。しかし水ベースの材料のため、乾燥すれ…詳細を見る